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引き続き「マッドマックス2」についてを。
はるばる金沢の地まで片道400kmバイクで参上して駆けつけた爆音上映。
前日ほとんど寝てない事もあって、ファーストチェイスの後から、タンカーで製油所に乗り付けるところまでは所々、うつらうつらしておりました。
なんという本末転倒。
非常に悔やまれるところです。
が、気を取り直してこのカット。
明け方、ヒューマンガス一味の目の前を突っ切るインターセプター。この景観、初見時は物凄くSF的な絵面に見えたのです。「世界が燃えつきる日」的な核戦争後のアレっぽいイメージ。
まあ実際は普通のブロークンヒルの夜明けなのですが、やはりこれも劇場で観るとなんとも言えぬファタジックな感じです。別に核戦争後の世界観じゃないんですけどね、この映画。
撮影監督のディーン・セムラー、先のマジックアワーといい、良い仕事してます。
で、そのディーン・セムラー、IMDBでそのキャリアを見ると撮影のキャリア10年。「マッドマックス2」が初の長編映画の撮影監督作品のようです。
その後、ジョージ・ミラー、メル・ギブソンに匹敵するくらいの出世ぶり。1作目の撮影監督のデヴィッド・エグビーもハリウッドに渡り多くのメジャー作品を手がけましたが、ディーン・セムラーの方がランクは上でしょう。
色々と面白い仕事をしていますが、オスカー絡みで「ダンス・ウィズ・ウルブズ」、マッドマックス2のフォロワー映画「ウォーター・ワールド」、メル・ギブソン絡みで「ワンス・アンド・フォーエバー」「アポカリプト」と、なかなかハードでダイナミックな絵面が必要とされる作品で活躍しているのが嬉しいところ。最新作がアンジーの「マレフィセント」ですから、十分に一線級現役撮影監督ですね。
と話が脱線。
ともあれ色々あって、いよいよ待望のラストチェイスです。
この絵面。金沢まで足を運んだ甲斐がありました。
いやほんとに大画面で再び観られてよかった思いましたよ、さすがに。
地平線の向こうまで続くアスファルトの一本道。
単にオーストラリア内陸部の田舎道なんだけど、この異様。
初見時はこういうビジュアルにもガツンと衝撃を受けたように思います。
10年前の現地写真。
360度地平線。ヘリでも飛ばさないといい絵が撮れないもどかしさを感じました。
しかしこうやって本編と並べてみると、まんまですね〜。
で、また余談ですがこのチェイスシーン。
「マッドマックス」三部作の中でも珍しいスローモーションカットが一箇所だけ。
タンカー後部の張り出しが脱落するところです。
基本、「マッドマックス」はスローモーションを使わないので、ここのみ激しく違和感を感じます。このシークエンスの時はかなり車両も遅い速度で進んでいるのが判るのですが、それを観客に意識させないために、あえてスローモーションにしたんでしょうかね。編集段階でスロー処理した風にも見えませんし。
いやしかし、カーアクションに関してはほんと「スローモーションは使わないが吉」ってのを「マッドマックス」シリーズはじめ古今東西の高名な車映画たちは教えてくれます。
なのでカーアクションで安易な強調目的のスローを使っちゃった、例えばウォシャウスキー兄弟や、「ドゥームズデイ」のニール・マーシャル監督には勉強しなおして来い!と言いたいくらいでして。いや、上から目線ですいませんがw
で、ともかく自分的には最大のハイライトですわ。
赤いファルコンをタンカーが弾き飛ばすカット。爆音のせいもあって迫力倍増!
トレーラーで車弾き飛ばすだけのカットなのに、なんだこの迫力!みたいな。
リアルタイムの映画にまったく負けていないところが凄いのですよ!
あらためて興奮のるつぼ。初見時の高校生の時の気分です。
で、このシーンを撮影した道はこちら。
これまた狭い道で無茶な事をやってるんですよ。
おまけに軽い下り坂だし。なぜにわざわざこんな道であのカットを撮ったのかほんとに謎です。
ちなみにこの赤ファルコンを弾き飛ばすカット、実は衝突の瞬間だけ画面をフラッシュさせてます。こんな感じ。
この1コマ程度のフラッシュが迫力を倍加させています。効果てきめん!
本作の中で、同じ処理は知る限りあと二箇所。
ウェズのヘッドバットと
タンカーとヒューマンガスのトラックが激突する瞬間。
周囲で停止している車両はご愛嬌w
いやぁ、小技効かせてます。
2もまた1同様、Blu-ray時代になってから色々見えてくる事が多い作品ですね。
そろそろ眠くなってきました。
ではまた後日にまとめを!
前略、行って参りましたカナザワ映画祭。
ツーリングも兼ねまして。
で、これまで爆音上映的なものはほとんど観たことがなかった事と、「マッドマックス2」をスクリーンで観るのが高校の初見時以来って事が重なって、かなり感動的な劇場体験となりました。
この30数年。ビデオ、LD、DVD、Blu-rayと、ソフトでいつも満足しちゃってた自分、何なの?みたいな。(いや厳密にはDVDのマスターには超不満しかなかったのですが)
上映に際して、素材はBlu-rayなんでしょうけど、大画面で観ても大変良好でした。
冒頭、スタンダードサイズの回想シーンが終わって、インターセプターのブロワーから一気にシネスコ画面へと移行するカット、あのダイナミックな演出はやはり大画面に付きますね。
初見時は意識せずに観ていたような気がしますが。
そこから大音量による vsランダウのファーストチェイス。
確かに不快さが微塵もない大音響で、迫力も増しており思わず興奮!
がしかし、前日あまり寝られないままバイクで往路400kmを走って現地に駆けつけ、ちょうど入場タイミングという慌ただしいスケジュールだったので、前半はいささか居眠りを…。
非常にこれは勿体ない話でした。
幸いうつらうつらしながらも、この製油所を望むカットはしっかりで大画面で。
Blu-rayになってようやくこのカットの美麗さを再発見できまして、今や本編中の大きな見せ場だろうと思う次第。それを今、あらためてスクリーンで。
いや感動的です。状況説明と世界観の補強に大きく貢献している素晴らしいショットです。
音声解説によるとこれ、合成ではなくマジックアワーを狙ったショットとの事。
激しく革新的なアクションだけでなく、ダイナミックなロケ地の利を最大限に活かしたところが、「マッドマックス2」の世界的な成功の一因でしょう
で、↓こちらは10年前のこの場所。
言ってみりゃ、豪内陸部の田舎町ブロークンヒルの何もない僻地。
これを世紀末の荒野に仕立て上げるのですから、地の利以外でロケ地選びのセンスも高く評価できるのではないかと思う次第。
もしも再びここを訪れる機会があったら、夜明け狙いとかやるべきですね。
ただ、本当に何もないところなので、凄くおっかないでしょうけど。
などとまだまだ語り足りません。
そういえば「2」についてまとめて熱く語る機会って、案外少なかったな、と。
という事で、続きはまた後日!
オープン時から当方のアイテムを積極的に扱ってくださっておりまして、非常にありがたくお付き合いさせていただきました。
店長の稲垣さんとお店のオープン前にはじめてお話した時の事が、昨日の事のようです。
非常に寂しい限りですが、今後尚一層のご発展とご健勝をお祈りいたします。
現在、最終セールをやられてると思いますが、当方のワンポイントシャツシリーズや、「マッドマックス・コンベンション」Tシャツ(税別1000円)もスポット販売されております。
是非、チェックしてみてください。
最後の最後に、告知が遅くなってしまって、大変申しない…。
オウルズさん、9年間ほんとうにありがとうございました。
夏も終わろうかというこのタイミングで、ようやくたまったアイテム更新を終えました。
<レギュラーTシャツ>
●ダブルボーダー
洒落たボーダーシャツとかじゃなくて、むさ苦しい「ダブルボーダー」柄です。
●ロードウォーリアー
「近頃は目もかすむようになったが…」ってナレーション的なブツです。
●メルボルンツアー
昨年、オーストラリアへロケ地巡りに行く時に、現地の方々へのプレゼント兼ねて作成したデザインです。
●タイ・ファイター・アタックイベント販売で人気を博しておりまして、レギュラーアイテムに昇格しました。
●ラッドカンパニー
ブレランのアレ。これまた定番化してきたので、いっそレギュラーアイテムに。
●ストライカー・エウレカ(新)
機体色と、劇中使用のノーズアート柄にリニューアルしたバージョンです。
その他パシフィック・リム系はまとめてこちらで。
Tシャツ・レギュラーアイテム一覧はこちらで。
廃版やワンポイントTシャツに値下がりしたものも幾つかあります。
<ワンポイントTシャツ>
一覧はこちら
今回より価格改定にて1,836円→2,052円となります。
商品原価値上がりを半年以上反映させずに価格維持しておりましたが、今回よりワンポイントシャツのみ値上げとさせていただきます。
何卒ご容赦ください。
イベントでは販売していたものの、HPにUPしていなかったデザインが山ほどありましたので、この機会に一気に掲載いたしましました。
基本的にレギュラーアイテムと同じスペックのボディを使っており、お買い得です。
また「GOSLING ONE」や「44 × 44」「ストライカー・エウレカ(旧)」は、レギュラー価格からの値下げで、こちらにラインナップされました。
あと、もう一点お買い得情報。
現品限りとなりますが、マッドマックス・コンベンションTシャツ、売り切り1080円にて。
こちら早いもの勝ちです。
最後にMFP仕様サングラス「MAXIMUM FORCE」と、「ジム・グース アームガード・レプリカ」は完売となりました。
また、スネーク・プリスケン カーゴパンツ「MODEL 1997 II」もLサイズを数本残すのみとなりました。こちら気になられている方、お早めにどうぞ!(Sサイズはまだ少々在庫あり)
取り急ぎ、以上お知らせでした。
現在、秋発売のカウハイド・レザージャケット、スネーク・プリスケン レプリカ最新型「VILLAN 3」(仮称)に向けて準備中です。予価は75,600円。
乞うご期待くださいませ!
詳細はこちらにて。
ゲストはマイケル・ルーカー氏。
「ヘンリー」とか「クリフハンガー」とか「スリザー」とか色々ありますが、今ややっぱり「ウォーキング・デッド」のメルルですわな。
あとエドワード・ファーロング氏の来日が土壇場でキャンセルという予期せぬ事態となりましたが、ともあれイベントの成功を祈るばかり。
当方も細やかですが賑やかしに精を尽くしたいと思います。
で、今回のハリコンに向けて新作Tシャツを一気に作成。
今年はMMコンで燃え尽きてしまって怠けていたので、ちょうどいい機会でした。ハリコン終わりましたら、通販でも購入できるようにいたしますので、是非よろしくお願いいたします。
まず1つめ。
イェーガーシリーズで作りそびれていたクリムゾン。
ちょっと遅くなりましたがようやく!って感じです。
次は突然で恐縮ですがキャプテンパワーで。
なんだか今、猛烈に愛でたいタイトルですね。
パワーオン!
こちらは自爆イメージのデターさんです。
久々のブレランもの。
人形使ってもうちょっとトボけた感じに仕上げたかったのですが、物凄く普通にまとまってしまいました。それもまたよし!
結局、こういうシャツが普段着に一番使い易いんですよね。
エドワード・ファーロング氏に備えて、ちょっとウチらしくない直接的なデザインを。海外製のT2ゲームのエンド画面を参照にしました。
しかし自分の周囲においては、このデザインだけで「ああ、あれね!」って分かる人多く、あらためて「T2」の絵力の強さを思い知らされた訳です。
最後に突然ですが「ダブルボーダー」。
非常に限定されたお客様向けアイテムに思います。
しかし本当に、この6人だけで話を作って欲しいくらいで。
そういえば日本では宣伝の段階で彼らの呼称は「ハイパーソルジャー」でしたね。
あと、HPにはもうUPしましたが、新作エナメルショルダーバッグ「ブラックインターセプター」好評発売中でして、ハリコン会場へも持っていきます。
あと、当日会場へモニターを持込ますので、そこで長野、山梨会場でお披露目したマッドマックス・ロケ地映像を当方のブースにて上映。
上映なんて大層な事行ってますが、まあノートPCで再生するだけになるかもです。
ではこんな感じで、土日の二日間、何卒よろしくお願いいたします!
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