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商品開発の経過報告とオタク話あれこれ
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「びっくるくん」の初期出荷分の回収・追加工、日々の生産業務やら諸々に追われて、未だ「虎びす屋」の方が仮店舗のまま放置プレイ。

これではいかん!早急に手をうちたいのですが、体はひとつ、割れたらふたつ。困りました。

完全に仕事内容が許容量を超えているんすな。
といっても、潤ってる訳ではありません。
バイク、GS1200SSを手放すくらいに困っておりますw

そんなGS、新しいオーナーの方も決まり、そろそろ納車なのだろうか。
お幸せに〜!

と言った舌の根も乾かぬうちに、次のバイクを既に納車完了いたしました。
都内の足としてバイクはどうしても必須なので、なしという訳にもいかず。
で、限られた予算枠の中で、ベストを選びました。もちろんオークションでの個人売買。

ぬわんと、



80's和製アメリカン。XJ650スペシャルでございます。

以前、XJ750Dに乗っていたので、この系統のシャフト車には愛着があります。そして極端に人気がないので、オークションでも安価に手に入る車両の筆頭なんすね。

で、手に入れてみると文句のつけようがなくて驚愕。
30年前のバイクなのに、この乗り易さ。パワー不足って事もなく、ポジションもベスト。
乾燥重量210kgも許容範囲。街乗り軽快、小回りききまくり。
パワーのある400ccって感じで、おっさん化が進行している私にはちょうどいいマシンですね。
今日みたいな激寒な日でもエンジン一発始動だし。

激寒といえば、うちで販売しているM65風ジャケット、新古で安価で出回っている純正M65用のもこもこフードを取り付けて首まわりをガードすると、結構この時期のライディングでがんばれますね。ここ毎日、バイク乗っておりますが、フードのおかげで結構、耐えられる。いやぁ、あらためてM65って使えるジャケットなんだなと思い知りました。


おまけ

今日、XJの名義変更しに検査場へ。XJ停めて書類書いてたら、いつの間にか隣にXV750がw

IMG_2498.jpg





これからヤマハ80's旧車OFFでもはじまるのか?みたいな光景。
もっと近くに停めりゃいいのに〜。

ともあれ、当分はこの650でがんばろうかと思います。
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昨日からこの話題を引っ張ってみます。

bladeof.jpg






この映画、今迄はマイナーで暗い、よくあるタイプの70年代SF映画…って認識だったんですが、どうもひと味違うか? YOUTUBEで予告編を見てみると、なかなかにハードな感じ。70年公開の映画にしては、結構がんばっている印象を受けます。





イントロ部分もUPされていました。
どことなくチリア−ノの「私だけの十字架」に似ている主題歌から、汚染の進む文明社会の描写へと。




実にそそられるオープニングです。
公害描写とメッセ−ジソングの組み合わせは何気に「ゴジラ対ヘドラ」のOPとかぶっていますが、ゴジヘドの方が1年後ですね。70年頃の公害って日本だけじゃなくて、世界的に深刻だったんでしょうな。

しかし、しつこいようですがつくづく、「最後の脱出」観たいですね〜!

そこいらでメディア問わず映像ソフトが投げ売りされ、ネット上では無料・有料配信の映画に加え、いつでも観られる違法動画もゴロゴロ。その気になれば海外のソフトだって簡単に入手できてしまう…。

そんな風に、そこかしこに映画が溢れているのに、それでもやっぱり観る術がない映画があって、それに対して思いを馳せるという行為。それも一種の“映画的体験”と呼べるのかも知れませんね。

観たくても観られない映画の事を考えている時って、結構楽しいもんです。これってある意味、Mすかね?
先ほど関係するお客様にはメールを送付したのですが、「びっくるくん」2009年出荷分に関して、一部不具合を起こす可能性がある箇所が発覚しまして、回収・追加工することになりました。

些細な事なのですが、それが回り回って意外な箇所に影響を与えるみたいな。
設計ミスって事でもなく、ちょっとした事で解消できる事なので今回は不幸中の幸いでしたが、早々にご購入いただいた皆様にご迷惑をおかけした事に対して、改めてお詫び申し上げたいと思います。


あと、ようやく「びっくるくん」制作に至る、「タクシードライバー」のスリーブガン解析のページを作成しました。一応、どのような経緯で「びっくるくん」があの仕様になったかを知っていただければと思って作りましたので、是非お目をお通しください!


で、最後に新春映画その3。

「少年と犬」。書店で780円で売っていたので購入。
これも昔ビデオで見たっきりの、何気に捨て置けないカルト映画です。

「マッドマックス2」製作以前のポストアポカリプス映画としても貴重で、荒廃した未来世界でのサバイバル劇は、75年製作という事を考えると、かなり先進的というのが映画史的な見方。

51E49K73BVL._SS500_.jpg








後半からはほとんどブラックユーモアになり、唖然とする強烈な結末を迎えてEND。
ともあれ改めて観ても退屈する事もなく鑑賞終了。

監督は何故かペキンパー映画の常連、LQ・ジョーンズ。銃撃戦の撮り方がなかなかにシャープです。その手の現場に慣れているせいなんでしょうかね。あんなムサいおっさんが何故にこんなSF映画を監督したのかつくづく不思議ですが、ともかくあなどれない手腕かも?

あちらで検索してみたら、ポスターもなかなかおしゃれに仕上がってますが、マイアミバイス」調のやつは詐欺ですね。そりゃやりすぎ。

原作はハーラン・エリスンだし、主演は若き日のドン・ジョンソンだし、色々と見所が多い小品。お値段も例の安いシリーズで780円です。

あと並行して何故だか紀伊国屋からも「少年と犬」はリリース中。こちらは今廉価版になって2400円ですね。画質が各段によければこの2400円版がお勧めなんですがいかんせん紀伊国屋版は未見。でも見捨てなら780円のでもいいかな。ちゃんとシネスコ収録されてるし、画質もそんなに劣悪って訳でもないし。

そういえば「マッドマックス2」以前に世紀末世界を描いたポストアポカリプス映画って、「少年と犬」の他だと思いつくところは「SF最後の巨人」「未来元年 破壊都市」「SF 最後の脱出」くらいか。こうやってタイトルを並べてみると、どれも無性に観たくなります。

特に「SF 最後の脱出」はソフト化されてないので、見たくても見られない。昔、UHF局の映画劇場で見たっきり。ストーリーはこんな感じ。結構シビアな話だったのをおぼろげながらに覚えています。うーん、見たい。見られないと分かると見たくなる!おまけに原作「草の死」も長らく絶版のようで読みたくても読めない。うーむ、うーむ…。

あちらでポスター探してみたけど、おお、なんとも世紀末バイオレンス風味!

247754.1020.A.jpg







どこか頼むからリリースして、プリーズ!
で、続き。

明けて正月。1年の初頭に観るにふさわしい映画は…と、取り出したのは知人から借りた「サザン・コンフォート/ブラボー小隊恐怖の脱出」。昔々、TV録画の吹替え版を一度観たきり。





これは知る人ぞ知るウォルター・ヒル監督、唯一の未公開作品で、昔々、地上波でひっそり放映され、映画ファンの間で語りぐさとなってましたが、その後、VHS、DVDとリリースされ、ようやくその気になれば誰でも観られるようになりました。でもDVDは今や廃盤で、プレ値がついちゃってるんですが。

そのくせDVDの画質は各所で指摘されておりますが、んもう最悪もいいところ。これはちょっとなんとかして欲しいですなぁ〜。なんでこんな酷い状態でリリースしたんだろう?早くちゃんとした奴をどこかが再リリースすべきっす。


お話は州兵の一団、ブラボー小隊の野郎共がルイジアナの沼地に迷い込み、些細な事から現地民ケイジャンの怒りを買い、あの手この手で追いつめられてゆくストーリー。
バート・レイノルズの「脱出」に近いニュアンスの〜、と言いたいところなんですが、私、お恥ずかしながら「脱出」未だ観ておらず、すいません。比較できません…。

チームの逃亡劇という点では、同じくヒル監督の「ウォリアーズ」や「ストリート・オブ・ファイヤー」と同趣向。それに加え、ヒル監督がプロデュースに携わった「エイリアン」にとても近い閉塞感溢れるサスペンス劇が味わえます。

地味でムサい作品なんですが、クライマックスの真綿で首をじりじり締めていくようなサスペンスの盛り上げ方は絶品で、やっぱり本作は捨て置けない逸品でしたね。

更には、またその話か!なんですが、本作はM65フィールドジャケット映画の決定版。全編、画面にM65が映りまくり。だって主人公の州兵たちの制服なんだもん。しかもアルミジッパーの2ndモデルだし。

28219.1020.A.jpg





皆がM65の袖につけている小隊マークのパッチ、レプリカを作りたいぐらいなんですが、いかんせん画質最悪で判別できねー! 輸入版DVD買おうかしらん?

あ、本作、途中で片腕のケイジャン役でブライオン・ジェームズが登場。「ブレードランナー」のレオンを演じる直前の頃ですね。この人は毎回、カメレオンのようにガラっと雰囲気を変える面白い役者さんでした。

そんな「サザン・コンフォート〜」、これも実は先の「ミッドナイトクロス」同様に81年の映画。ここの頃のウォルター・ヒルも映画ファンにとってはとても大切な映画監督でしたね。

という訳で、もし機会がありましたら是非どうぞ!
正月一発目に観る映画じゃないですがw



新年あけましておめでとうございます。
本年も何とぞ、よろしくお願いいたします!


で、年末年始は実家で過ごしたのですが、退屈のあまり今回はDVDプレイヤーを実家用に緊急購入。最近、ばたばたで映画が観れなかったので、ようやく落ち着いて何本か鑑賞する事ができました。

まずは大晦日の夜、ひとりで「ミッドナイトクロス」。
結局、80年代かいっ?!みたいな。

この映画、公開時に劇場へ突撃し、その後、TV初放映あたりで再見して以来でした。印象深いシーンが沢山ある作品なんだけど、トータルではイマイチだったような?で、この度観直してみて、あらら、なんとも悲惨な脚本w

やっぱり悪党の知事暗殺の段取りがザル過ぎて…。そもそもタイヤを銃で打ち抜く必然性もなし。他にやりようはいくらでもあるのにぃ〜、んもう!!!みたいな。
殺し屋ジョン・リスゴーの行動も無茶苦茶だし。

しかしやっぱり、録音シーンやら、パレードを使った追っかけっこやら、花火やら、印象深いカット、シーンが多くて、タランティーノはじめ、ファンが未だに多い事に関してあらためて納得。特にラスト「悲鳴」オチから漂う自傷的センチメンタリズムは私もまったく嫌いという訳ではありません。

でもあの悲鳴オチ、ど直球じゃなくて一捻りあればこの映画の価値がもう一段上がったろうに、勿体ないなぁ〜という印象も受けました。

それより何より、この作品、意外な事に最近しつこく私が拘っているM65フィードジャケットをフィーチャーした作品だったのでビックリ。

主人公トラボルタが元軍人って設定のせいなのか、なぜか劇中2種類の色違いM65を着用。まず最初の深夜の録音シーン。

blowout1.jpg


カーキ色のM65です。こんなの実際にあるんかいな?


あとはクライマックスはじめ、途中何度か着用するネイビーカラーのM65。

blowout2.jpg



赤いシャツとのコンビがなかなかおしゃれですね。M65とは思えない。
あと胸毛もポイントなんでしょうかねw


という意外な収穫でした。マジでM65ってアメリカの日常にとけ込んでいたのかしらん?
ともあれ、カーキとネイビー、どっちもちょっと欲しいかもしれない。

この作品、81年製作なんですが、その年と言えば「マッドマックス2」「ニューヨーク1997」といった二大カルト映画を生み出した豊作期。
他にもテリー・ギリアムの「バンデットQ」、クローネンバーグの「スキャナーズ」、といったニューウェーブ的作品が次々に公開。
ルーカス&スピルバーグは「レイダース/失われた聖櫃」。
SFX映画は当然ながら大流行りな上、更には「ハウリング」「スキャナーズ」のおかげで特殊メイク人気もじわじわ盛り上がりはじめ…といった感じ。

多種多様な作家の台頭、ムーブメントの勃興で盛り上がりを見せていた80年代初頭の映画の中、技巧派デ・パルマ監督のサスペンス映画は、これまた特別な輝きを放っていた事は間違いありません。

当時、思春期を過ごした私ら映画少年は今思うと幸福すぎましたね。
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