商品開発の経過報告とオタク話あれこれ
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遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。
多面的に我が国、大変な事になっておりますが、こんな時こそガツガツせず、のんびり行きたいと思っております。
2012年も何卒よろしくお願いいたします。
新年、一発目。知人から借りっぱなしだった「3時10分、決断の時」のDVDを遅れ馳せながら鑑賞。これが実に手堅くまとまっておりまして、楽しめました。2012年、幸先の良いスタートです。
しかしこういうガンアクションがカッコイイ映画、久しぶりです。
特にベン・フォスター扮する情状酌量の余地ナシな極悪中ボスの銃さばきっぷりには惚れ惚れです。
こういう作品がもっと増えれば、“若い映画ファンの銃器離れ”を食い止める事ができそうなんですが。先日もCSで放映しておりましたし、アマゾンじゃとっくに激安状態。
今更観た私が「オススメでーす」とか、なんだか気恥ずかしい感じですが、ともあれオススメでーす!
あと、昨年末「仮面ライダーフォーゼ×オーズ MOVIE大戦MEGAMAX」を観たんですが、そのまさかのナイスな出来にびっくり。
色々な意味で昨今の東映ジャリ番特撮映画の集大成!っていうか、ワイヤーアクションの完成度と、ヒーロー共闘映画のツボを抑えまくった展開で、正直目からウロコでしたわ。なにせ出てくる仮面ライダーすべてと、メインキャスト全員に見せ場が用意されてます。こういう脚本上の交通整理は、なかなかやれそうでやれない事です。
古今東西の仮面ライダーが荒野で大運動会を繰り広げる数年前の作品「オールライダー対大ショッカー」がどうにも大雑把な内容だったので、その不備を上手に解消しているようにも見えました。
あと、ちょっと前の例えば大人向け枠映画「仮面ライダー THE FIRST」「NEXT」あたりだと、ワイヤーアクションもフラつき気味だったので、ライダーキックとか肝心の部分で興冷めしちゃう部分があったんですが、本作はそういうのも一切なし。
ワイヤーのフラつきを上手く誤魔化すカット割り、カメラアングルが完成されております。何気にこれは邦画界全体にとっても、グレイトな一歩でしょう。
この見事な操演アクションは現行番組「仮面ライダーフォーゼ」のメイン監督も担当している坂本浩一監督の功績なんでしょうね。
経歴観ると、スタントマン&アクションコーディネーターとして、ハリウッド軸に90年代から活躍し、0年代も海外でパワーレンジャー系の仕事を大量にこなした叩き上げですね。いやぁ、大したもんです。まだこういう人材が日本にいるってのは明るい話題です!
他の最近のエンタメ邦画はほとんど観てないので比較できませんが、少なくとも大金かけた米のマーヴェル・ヒーロー映画に、見世物として優っている部分があることは間違いありません。
例えば2011年に観た中だと「X-MEN ファーストジェネレーション」。
お話は手堅かったんですが、アクションがすべてCG頼りで、見せ場も淡白。どうもあと一歩ぐっと来ないんですよね。
予算の都合があるにしてもライブアクションをメイン据えたライダー映画は、今後もこの調子で進化し続けて欲しいです。そしてハリウッド映画に足りない部分を補完する存在としてがんばってもらいたいもんです。
で、あとはCGなんですよね、東映の特撮映画の弱点は。
これがもう決定的に安上がりな出来。
正直、ハリウッド映画と比べてしまうと、目も覆わんばかりの絵面です。
ただ、下手にCG面が強化されちゃうと、見せ場の軸がそっち方面に向かってしまうので、東映のCGチームは現状のダメなまんまでいいのかも知れません(ひどい物言いだな、我ながら…)。
今でさえ、ライダー映画は毎回、現実感のないCG丸出しクリーチャーとかが大暴れするクライマックスが展開されてますから、もうコレ以上は…。
なので着ぐるみ同士がぶつかりあう日本だけのエンターテインメント。
ライダー&戦隊映画にはそれを突き詰めていただければと願うばかりです。
とまあ、今回の「MOVIE大戦MEGAMAX」ベタ褒め状態な私なんですが、そうは言ってもこの映画、昭和から最近の作品まで、仮面ライダーに対するある程度の知識、思い入れ、理解がないと楽しめない作品である事は間違いありません。
そこがとっても残念ですね。やっぱり映画としては片輪です。
最近、ぶっちぎりでいい仕事をしている坂本監督にはいずれ一般邦画の舞台でその高スキルを披露してもらい、邦画の格上げに貢献してもらいたい気もしますが、考えりゃライダー映画だって大ヒットコンテンツなんですから、もはやジャリ番映画と卑下する事もないんでしょうけどね。
で、ついでに思ったのが、このライダー映画の決定版が出てしまった今、昨年の井口監督版「電人ザボーガー」の見世物としての中途半端な感じが、私の中で更に浮き彫りになってしまいました。
物量とCGで到底ハリウッドにかなわず、ライブアクションの質で東映に圧倒され、じゃあザボーガーの見所ってなんだったんだ? オナラで空飛ぶとか、そういう小学生みたいなところか? みたいなw
っと、長くなりました。
本当は新春劇場へ突入して大満足だった「リアル・スティール」の話をしたかったのですが…。
これはまた明日にでも!
多面的に我が国、大変な事になっておりますが、こんな時こそガツガツせず、のんびり行きたいと思っております。
2012年も何卒よろしくお願いいたします。
新年、一発目。知人から借りっぱなしだった「3時10分、決断の時」のDVDを遅れ馳せながら鑑賞。これが実に手堅くまとまっておりまして、楽しめました。2012年、幸先の良いスタートです。
しかしこういうガンアクションがカッコイイ映画、久しぶりです。
特にベン・フォスター扮する情状酌量の余地ナシな極悪中ボスの銃さばきっぷりには惚れ惚れです。
こういう作品がもっと増えれば、“若い映画ファンの銃器離れ”を食い止める事ができそうなんですが。先日もCSで放映しておりましたし、アマゾンじゃとっくに激安状態。
今更観た私が「オススメでーす」とか、なんだか気恥ずかしい感じですが、ともあれオススメでーす!
あと、昨年末「仮面ライダーフォーゼ×オーズ MOVIE大戦MEGAMAX」を観たんですが、そのまさかのナイスな出来にびっくり。
色々な意味で昨今の東映ジャリ番特撮映画の集大成!っていうか、ワイヤーアクションの完成度と、ヒーロー共闘映画のツボを抑えまくった展開で、正直目からウロコでしたわ。なにせ出てくる仮面ライダーすべてと、メインキャスト全員に見せ場が用意されてます。こういう脚本上の交通整理は、なかなかやれそうでやれない事です。
古今東西の仮面ライダーが荒野で大運動会を繰り広げる数年前の作品「オールライダー対大ショッカー」がどうにも大雑把な内容だったので、その不備を上手に解消しているようにも見えました。
あと、ちょっと前の例えば大人向け枠映画「仮面ライダー THE FIRST」「NEXT」あたりだと、ワイヤーアクションもフラつき気味だったので、ライダーキックとか肝心の部分で興冷めしちゃう部分があったんですが、本作はそういうのも一切なし。
ワイヤーのフラつきを上手く誤魔化すカット割り、カメラアングルが完成されております。何気にこれは邦画界全体にとっても、グレイトな一歩でしょう。
この見事な操演アクションは現行番組「仮面ライダーフォーゼ」のメイン監督も担当している坂本浩一監督の功績なんでしょうね。
経歴観ると、スタントマン&アクションコーディネーターとして、ハリウッド軸に90年代から活躍し、0年代も海外でパワーレンジャー系の仕事を大量にこなした叩き上げですね。いやぁ、大したもんです。まだこういう人材が日本にいるってのは明るい話題です!
他の最近のエンタメ邦画はほとんど観てないので比較できませんが、少なくとも大金かけた米のマーヴェル・ヒーロー映画に、見世物として優っている部分があることは間違いありません。
例えば2011年に観た中だと「X-MEN ファーストジェネレーション」。
お話は手堅かったんですが、アクションがすべてCG頼りで、見せ場も淡白。どうもあと一歩ぐっと来ないんですよね。
予算の都合があるにしてもライブアクションをメイン据えたライダー映画は、今後もこの調子で進化し続けて欲しいです。そしてハリウッド映画に足りない部分を補完する存在としてがんばってもらいたいもんです。
で、あとはCGなんですよね、東映の特撮映画の弱点は。
これがもう決定的に安上がりな出来。
正直、ハリウッド映画と比べてしまうと、目も覆わんばかりの絵面です。
ただ、下手にCG面が強化されちゃうと、見せ場の軸がそっち方面に向かってしまうので、東映のCGチームは現状のダメなまんまでいいのかも知れません(ひどい物言いだな、我ながら…)。
今でさえ、ライダー映画は毎回、現実感のないCG丸出しクリーチャーとかが大暴れするクライマックスが展開されてますから、もうコレ以上は…。
なので着ぐるみ同士がぶつかりあう日本だけのエンターテインメント。
ライダー&戦隊映画にはそれを突き詰めていただければと願うばかりです。
とまあ、今回の「MOVIE大戦MEGAMAX」ベタ褒め状態な私なんですが、そうは言ってもこの映画、昭和から最近の作品まで、仮面ライダーに対するある程度の知識、思い入れ、理解がないと楽しめない作品である事は間違いありません。
そこがとっても残念ですね。やっぱり映画としては片輪です。
最近、ぶっちぎりでいい仕事をしている坂本監督にはいずれ一般邦画の舞台でその高スキルを披露してもらい、邦画の格上げに貢献してもらいたい気もしますが、考えりゃライダー映画だって大ヒットコンテンツなんですから、もはやジャリ番映画と卑下する事もないんでしょうけどね。
で、ついでに思ったのが、このライダー映画の決定版が出てしまった今、昨年の井口監督版「電人ザボーガー」の見世物としての中途半端な感じが、私の中で更に浮き彫りになってしまいました。
物量とCGで到底ハリウッドにかなわず、ライブアクションの質で東映に圧倒され、じゃあザボーガーの見所ってなんだったんだ? オナラで空飛ぶとか、そういう小学生みたいなところか? みたいなw
っと、長くなりました。
本当は新春劇場へ突入して大満足だった「リアル・スティール」の話をしたかったのですが…。
これはまた明日にでも!
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