忍者ブログ
商品開発の経過報告とオタク話あれこれ
[12]  [13]  [14]  [15]  [16]  [17]  [18]  [19]  [20]  [21]  [22
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

いよいよ最終章!一応前回の繋がりで、MFP地下駐車場からブラックインターセプターが出てきた風景。この景観は本編では使われず、


別のロケ地、サイエンスワークス中庭のショットへと繋がる訳です。


テリーさん、ジョンさんとお別れし我々一行が次に向かったのは、マッドマックス撮影時にオフィス兼、車両保管場所に使われていた一軒家。
毎朝、ここに集合してロケに出かけていたとの事です。


デイルさんは当時23歳。ジョージ・ミラー監督から「バイクで何かやって見せて」と言われて、奥のT字路でウィリーを披露したそうな。オーディションのようなものですな。

で、見事本編のスタントライダーとして雇用されたのはいいのですが、そこからいきなり本編のキービジュアルになるような危険なスタントをデイルさんが演じているっていう。単にデイルさんが凄いのか、マッドマックスの現場というか、当時のオーストラリア映画界が大らかすぎたのか。まあ両方なんでしょうね。

NEXTロケ地はオフィスの近く。
ここは私も昔来ました。マックスがターザンジャンプする川。
やっぱり汚いっす、ここへはダイブしたくないっすw


追い打ちをかけうように、木々にぶら下がっている大量のコウモリの群れ。


まあ単なるコウモリじゃなくて、フライングフォックスって呼ばれる種で、看板で説明してるくらいだから、この場所のウリみたいですね。見たところ糞害もなさそうな。こいつらどこで用を足してるんだろ?


さあ、お次は燃やされちゃったグースが担ぎ込まれるセントジョージ病院。
正面玄関が1カット使われただけの場所ですけど、一応は。


ご覧のとおり、現在は「セントジョージ・ヘルスサービス」となっております。
おっと「セントジョージ病院」時代の文字を発見!


さあ、次々!
やってきました、トーカッター一味がたむろってるシーフォードの海岸!




あ、ちなみに今日から自分は「トゥーカッター」じゃなくて「トーカッター」という記述に統一します。
これはMMコンで来日したゲストさんたちから指摘があって、ToecutterのToeはつま先=「トー」の意味なので、「トゥーカッターはちょっと違うぞ」、と。

公開時の販促物も「トーカッター」表記ですし、「トゥーカッター」っていう呼び方はやっぱりTV吹替版による刷り込みなんだろうなぁ。今まで自分もあまり意識してなかったけど。

以上、業務連絡でした。

なんとも映画のまんまであるという感動に加えて、グレートな風光明媚!


桟橋、思った以上に長い。いやさ、立派な観光地っすよ、これは。
シーズンにはまだ早いながら、この日は暑く、泳いでる人らもちらほらいたり。


もちろん、こうやって遊びますわな。腰あたりまで入水するべきだったか!


そこへデイルさんのお友達、デジさんがサプライズで登場!
こんなところにまでネタをセッティングしてくれているとは…


マックスターンのレプリカ車両&当時使ったメットをかぶって、デイルさん本人がまたがる!


うーん、本物だぁ〜w


ちなみにこちらの砂浜シーン、右手前がデイルさんの顔出しカット。
ちゃんとマックスターン時と衣装がつながっている。


で、前から気になっていた細かい事をデイルさんに質問。
ここのシーンで砂浜にでんぐり返ってる車は美術なのか、そこにあったものなのか?

「撮影用に持ってきたものだ」と。

こういう些細な事が地味に末世感を醸し出してて、あなどれないなぁ〜と。
超低予算映画なのに、可能な限り世界観の構築に務めているところは、マジでマッドマックスの面白いところだと思うわけっすよ。

そろそろ日が陰ってきたので、次のロケ地へ!
いやしかし、ここはホントに素晴らしい眺めでオススメです。
マックスターン号でわざわざ会いに来てくれたデジさん、ありがとう!


お次はシーフォードからそれほど離れていないブラックロック海岸。
ジェシーが独りで海水浴に行ったところ。


こちらは本編。うーん変わらんなぁ〜。


しかし海岸へ降りるにはかなり歩かないと行けないので、上からの見学のみで。


ここはここで素晴らしい眺め。ああ、そろそろ旅が終わる…。


そろそろタイムアウト。当初予定していた幾つかのポイントは断念して、メルボルン市街へまた戻り、最後のロケ地へ。
雑然とした裏通りにある、グースのあの駐車場!
 

面影は意外と残っています。9年前に訪れた時より背景がすっきりしてて、むしろ当時っぽい感じがします。


駐車場の中からのアングル。



右側の窓とか、当時のままですね。奥の建物はビルになってますが。


このシーンでグースのバーンアウトを演じたのはもちろんデイルさん。
色々な建物が立ち、今じゃ本編とは変わり果てた雰囲気。
で、左端の電柱だけ当時のままなのが驚き!


という事で、ここでロケ地ツアー、遂にタイムアウトとなりました。
気がつけばもうフライト4時間前、うわお!
 

時間もないので、メルボルン最後の食事はマックで。
旅を締めくくるお楽しみ、サインタイム。


サインだけではなく、貴重なスチルやら他のキャストのサイズもわざわざメンバー分、調達してくれてて、もうね、どこまで良くしてくれるんだよ…と。

こちらはデイルさんが映画撮影当時に私服で運転してるグースKwaka本物のレア写真。
そこにサインとかもう目が潰れるわ。


こちらは撮影当時、マックスターンのシーンでデイルさんが着用していたベストと、デイルさん所属のバイクチーム“ビジランティーズ”のメダル。


今回我々、遠く離れた土地で、好きな映画に関わった人たち、同じ映画を愛する地元ファンたちからから様々な素晴らしい接待を受けて、ほんと人生の運を使い果たした感ありましたわ。

出だしでつまづき、スケジュール的にはとんでもない事になりましたが、現地でのトラブルはなく、ざっくりレベルで青写真通りに事が運んだのでもう脱力。というかレンタカー戻しにいく途中、こっそり落涙。ほんとに歳取ると涙もろくなりますわな。

通訳の方を含め、我々9名と荷物の山を載せてがんばってくれたトヨタの12人乗りワゴンを返却。こいつを選んで大正解。大変重宝しました。ありがとう!


遂にデイルさん、一緒にずっと面倒見てくれたアリシアさんのお二人とお別れ。
また会いましょう!本当にありがとうございました。
などと月並なお礼ではね…。

恩返しという水臭い話ではないけど、逆の立場になった時、自分に何ができるのか?と考え込みがら、いよいよ空港チェックイン。


ここで雨ですわ。もともと天気予報では我々滞在中は天気よろしくないはずが、ほぼピーカンな毎日。メルボルンの人たちだけでなく、空模様まで素晴らしい接待をしてくれました。
もっかい泣くぞ、こら。

で、今回ツアーの大雑把な私感。


こちらマップが今回の移動ルート。
いや、マッドマックスのロケ地って、メルボルン市中心を軸にして、地元ならでは美麗かつユニークな景観のロケ地を綿密にセレクトしている事を実感。
一番左下のマックスのビーチハウスは今回行けませんでしたが。

いよいよ侮れない映画だなぁ、と作品に対する認識をまた改める事になりました。
正直言うと、「色々な人モノ土地が偶然交わってできた低予算カルト映画」という観方だったのですが、世界観の構築(ロケーション含む)に費やしてるエネルギーやアイデアの多さは、同時期の「スターウォーズ」(77)級ではないかと。
「何をおっしゃるwww」と思われるかもしれませんが割りと真顔です。

ともあれ、つくづく二度目のメルボルン行って良かったです。
またいずれ、訪れるでしょう!

レポートの最後は、別れ際にアリシアさんがお土産にくれた日豪友好ピンバッジ。
ありがとうございました、メルボルン万歳!


※そしてここから2014「マッドマックス・コンベンション」に繋がる訳で…


PR

メルボルン・ロケ地ツアーに行ってからもう半年が経過しまして、その流れでまさかのMMコンベンションの話が持ち上がり、あれよあれよと話が進み、実際に開催してしまい…と、あまりにも激動すぎる日々でした。



ホントにそろそろコンベンションのレポートやらないといけないので、まずはツアーのレポートを完結させちゃいましょうぞ。

メイおばさんの農場の後、次に向かったのはFAT NANCY'S跡地。グースが飯食ってるドライブインみたいなところですな。



しかしこのロケ地見学、予定には組み込んだのですが、オーストラリアのファンサイトを見る限り、単なる廃墟で、ロケ地としての扱いの優先度が低い印象。

予定も押しているので、ガイドのデイルさんに「ここは飛ばしてもいいですよ」と伝えたのですが、「いや、行くよ」と一蹴w

何かあるのか?積極的に行きたがってるか?
ということで我々、四の五の言わずFAT NANCY'Sに到着しました。



なんてこったい、廃墟は廃墟だけど、面影残りまくり!
マッドマックス遺跡を目の前にして、一同大盛り上がり!



特に注目に値するのが、壁面に書かれた「Charcoal Grill」の文字。
まさしくここはFAT NANCY'Sですなぁ〜。デイルさんが我々を連れて行きたがったのも納得。



屋内に残された棚。これ本編を観直してもらうと分かるのですが、グースの背景に同じ棚が映ってます。なんというマッドマックス史跡!ブラボー!



ここでのグース発進シーンはデイルさんのスタント。
当時と同じ、給油スタンド跡地でエア発進を決めるデイルさん。
そのまま斜面を降りきったところで、アクセル一気に開け、例のカッコいいテールスライドを1テイクで決めたそうな。

 

FAT NANCY'S前の道路。イエロー2台が通過するあの道。



という事で予想を越える満腹感を味わいました、FAT NANCY'S。
結局、今回一番興奮したかも知れない。

ちなみにここは廃墟ですが、デイルさんがちゃんと事前交渉して、中へ入れるようにしてくれていたのでした。感謝です。

お次は冒頭のチェイスシーンが撮影されたCharry Laneへ移動。
ナイトライダーとイエローインターセプターが曲がってくるあのカーブ!



この道沿いでボンゴのクラッシュ、2台のイエローカーのクラッシュシーンなどを撮影。
ここは私、9年前にも訪れましたが、ほんと写真だと良さが伝わらないのが残念なポイントです。



車通りもほとんどなく、道幅も広いので旅のメンバー、順番にバイクで走行。
私は調子こいてスピード出してひゃっはー!したら怒られまして。

この道、スピードが出せるもので、事故が多いポイントだそうな。
やっぱりマッドマックス的な道ということも影響してるのかも、と。
いや、反省…。



日もとっぷり暮れてきてこの日は終了。大阪組は3日目。東京組は2日目の夜。
最後の宿泊地はこちら、リトルリバーホテル。



劇中でギャング5名が宿泊していた宿、そのものです。



やはりキャストや関係者、地元ファンたちが時折訪れたりするようです。
何気に珍しいスチルにサイン入りとか。



結構歴史がありそう。なんかこのまま「シャイニング」みたいに、このホテルの一部になってしまいTHE ENDみたいな妄想を。



で、デイルさんはじめ、我々のツアーに色々付き合ってくれた地元の方々交え、最後の夜のプチ宴会。



↓はイエローインターセプターのオーナー、アランさん自作のヒューマンガストラック。火が出る!w


という楽しい宴も終わり、翌朝、遂に最終日。

イエローインターセプターのアランさん、GSXのピーターさん、それぞれキャリア牽引ですぜ。
本当にありがとう!ここでお別れです。






さあ、最終日のロケ地巡りスタートだう。
と初っ端から、ブラックインターセプターの助手席に乗せてもらい、一番美味しいポイントに到着。

いや、皆ごめんね、役得で!
まさかラストシーンそのままのアングルで写真が撮れるなんて…。


やっぱり車両がいてくれると、ロケ地巡りが100倍楽しくなりますわ。



さあ、予定が詰まっているので次行きましょう。まずはメルボルン市街地へ。
地元でもインターセプターが停車してると人だかりができるのね、という事を確認。



やってきましたメルボルン大学の地下駐車場。
初めて来た場所だけど、何十回となく観ている場所。


うーん、やっぱ絵になるわ!


暗くてあまりいい写真も動画も撮れなかったのが残念。
そしてブラックインターセプターで我々のツアーを盛り上げてくれたジョンさん、ここでお別れ。ほんとうにありがとうございます!

ジョンさん、実はメルボルンのご近所さんじゃなくて、わざわざタスマニア島からフェリーで来てくれたとの事。ひたすら感謝ですよ、もう。



テリーさんも同じく、メルボルン市街地でお別れ。電車に乗って帰路に。
テリーさんはなんと、ピーター・ウィアー監督の美少女映画「ピクニック at ハンギングロック」で有名な、あのハンギングロックの近所に住んでいるとの事。

うーん、行ってみたいぜハンギングロック。地図で確認したらメルボルンのちょっと上ですがな。なんと好きなオーストラリア映画のロケ地がこんなに隣接していたとは。
次回は行くぜハンギングロック!まってろよ!



全然関係ないですな。ということで予想以上に長くなったのでその7へ続きます。




すっかりブログの方をお留守にしておりました。

いやぁ、MMコンから一ヶ月。ようやく疲れもとれて通常モードに復帰しつつあります。
慣れないイベントを、3日連続の強行軍。
オーストラリアから来てくれたゲストの方々、スタッフの皆にかけた負担というのは相当なもので、まず申し訳ない感じでいっぱいでありますが、参加された皆さんからは概ね好評を頂いており、ともあれ「やってよかったなぁ〜」と。







↑こちら画像は長野会場のもの。

現在発売中のMr.Bike BGさんには山梨会場の模様がカラー3Pでレポートされております。是非チェックしてみてください。非常に愛のある記事内容で、なんだか今頃になって涙腺が…。

更に山梨と東京は「映画秘宝」のギンディ小林さんたちも取材に来てくださいまして、そちらももう少し先になるかと思いますが、レポートしていただけるかと思います。

KAWASAKIバイクマガジンさんも次月、東京トークイベントの模様を掲載してくる予定です。
色々、雑誌関係の方々にもご協力いただいて、今回は非常に幸運でした。
感謝感謝です。

ともあれ、各誌でのレポート、乞うご期待ください!


で、私もいい加減レポートをUPしないといけないのですが、まずは取り急ぎお知らせ。

MMコンベンション用に作成したアイテム、少し在庫ありますので、スポットアイテムとして販売いたします。

●MMコンベンション・Tシャツ 1944円



●MFPキーホルダー 540円



この機会に是非どうぞ!
-----------------------------------------------

あと緊急決定
5/25 「Mopona Car Show & Swap meet 」に、長野・山梨会場に来てくださったMAX JAPANさんのブラックインターセプターが来場、車両展示を行います。



会場は茨城県の江戸崎農業公園 ポティロンの森
雨天の場合は翌週延期とのことです。



ついでなので、私もご一緒にして小物販売を行います。お時間ございましたら是非遊びにきてください。
------------------------------------------------

新製品のお知らせです。

好評につき完売御礼が続いていたエナメルショルダーバッグのニューバージョンが登場です。



今回はブラックで!



側面には小ネタとして、ブラックインターセプター風にバッジマークをプリント。
サイズ的にもなかなか使い勝手がよく、私も普段から死亡遊戯バージョンを愛用しております。
リリースは6月末予定。
乞うご期待ください。

そして本年後半の目玉としては、いよいよ動き出した新バージョンのスネーク・プリスケン レプリカジャケット。
今回はムラ染めのカウハイドです。



これまでのシリーズ、すべて国内縫製×ホースハイドで作り続けてきましたが、今回は海外縫製でカウハイドです。
ぶっちゃけた感じ、同じ型紙を使って、廉価版的な位置づけのものをリリースしようと当初考えていたのですが、サンプル品の染めの感じ、ホースハイドにない柔らかさと着心地が予想を遥かに上回っておりまして、自分的にも製品版が無茶苦茶楽しみになってきました。

販売価格はおそらく7〜8万円の間になるかなぁ〜と予想。
そもそもこの形状は本格的なライダースジャケットが誕生する前夜、40年代頃に作られていたアビエイタージャケットと呼ばれるタイプの一種で、それをうちの方で日本人向けにパターンを引き直し、再構築したものです。

普段も羽織れるシンプルなスタイルの割には、市場にもあまり現行品が存在せず、スネーク・プリスケン云々抜きにして、面白く迫力あるジャケットだと自負しております。

こちらも随時報告したいと思いますので、是非、ご検討くださいませ。

ではまた!









もうバタバタで、日記も更新してる時間もなく、すいません。

いよいよ土〜月の怒涛の三日間です。

ゲストの方々も盛り上がっております。
昨夜は夜中チェックインしてからホテル外へさまよい出て、ココイチでカレーを食べられたそうな。さすがマッドマックス!(関係ないやん)


あと業務的なお知らせです。
申し訳ございませんが通販業務も一週間ほどお休みとなりますが、何卒ご容赦ください。

手短ですいません。

あーー、とにかくナイトライダーっ!!!!!!!!

 

で、ようやくロールアウトした「スリーブガン4型 びっくるくん」

今回はとにかくこの本につきますね。
昨年、復刊された当時の写真満載のハードカバー本「Taxi Driver/ Steve Schapiro」

この本は、タクドラのスリーブガンについて、今まで謎だった部分に回答を与えてくれました。

一応基本的な構造についてはこちら、過去日記にて。

まずは最大の謎だった腕への固定方法。
写真集に掲載された1枚のショットで、革ベルト4本留めである事が確認できました。
ちょっとした事件でしたね、これは。

コルセットとかのベルトをギプスに埋め込んでいるんでしょうかね。

で、こちらも色々と興味深いショット。

まずトラヴィスが握っているM61エスコート。
グリップを外した状態でスリーブガンに取り付けているのがよくわかります。

ゴムチューブ。レール側を外しており、スライドするアーム部分からダラリと垂れてる状態。今まで自分が作ってきたスリーブガンが、トラヴィスのものと全く同じ機構であると100%裏付けができた1枚です。これは私目線のみで嬉しい画像。

で、問題はレールごと、テープでぐるぐる巻にしている謎の行動。
こんな事したら動かないじゃないの?っていう。

そしておそらくそのつながりの写真。


これは一旦巻きつけたテープをヘラでカットしてるように見えます。
レールの下側を見ると、レール部分にテープが巻き付いているのが確認できます。
一旦腕にテープでぐるぐる巻きにしっかり固定しておいてから、レールに干渉する部分を切除しているのでは?と。

要するにスリーブガン、4本の革ベルトだけじゃ不十分で、デ・ニーロの腕への固定に現場で難儀したのではないかと。

確かに今回、うちのびっくるくんも、より一層ギプス部分を劇中イメージに近づけたために、腕への固定が以前モデルに比べると、ちょっと難しくなりました。

にしても21世紀の我々には腕への固定を補助する、滑り止めシートとか、低反発ウレタンなど、色々便利グッズがありますので、「びっくるくん」自体はそれを商品セットに加えた事で問題をクリアしているのですが。



で、こちらがスチルに捉えられた珍しい装着完了図。


こちら、うちのびっくるくん。仕上がりどうでしょうか?


別アングルから。


で、ここでフト気づいた訳です。
劇中、作成途中のスリーブガンのギプス部分をよくよく見ると、ベルトをぶった切った跡が確認できます。



スリーブガン作成中のシーンは順撮りじゃなくて、完成したブツを分解し、ベルトまで切除しちゃった状態であろうと考えられます。
作成中のシーンを何十回となく観て、いつも「これ、どうやって腕に取り付けてるんだろう?」と謎だったので、これでスッキリです。

あと更に遡ると、このシーンのしょっぱな。



レールを取り外すシーンだって、この引戸のようなものも不自然極まりない状態ですし、そもそも、この時点でレールに変な間隔でネジ穴が空いているのも奇妙な話です。
私的には、このカットはDIY感を演出するために、わざわざレールを棚に取り付けたものではないかと考えます。

タクドラのファンがスリーブガンを語る中で「カーテンレール」というキーワードが必ず出てきます。だがしかし、果たしてこのレールは何なのか?
いやほんとに、このサイズのレールって、少なくとも今の日本では探すのが至難なのを思い知っている私は、毎度苦労しているので正体を知りたいです。

スリーブガンの機構やディテールの解明は進んでいるので、いよいよレールの正体がタクドラ界最後のミステリーなのではないか?などと寝ぼけた事を申してみたり。

ちなみにびっくるくんの場合、ver.3までは日本メーカーが作っている大型アルミレールを使っていました。こちらver.3のレール画像。

スリーブガンのレールとしては、理想的なサイズ・仕様のレールでしたが、最新バージョンはやはりビジュアルも重要。
という事で、今回は「コの字」型と「L字型」のアルミチャンネルを組み合わせ、塗装を施してレールを再現しています。これは我ながらいい着地点でした。

という事で、今回のスリーブガンは作動は当然として、ビジュアル的にもタクドラ度が増したと自負しております。



今回は製品は半完成品の状態で、簡単な組立が必要となっています。
これは組立中のトラヴィス気分を味わってもらうための演出でもあります。

是非とも、レールの上でスライダー部分をごろごろ転がして、オイルを注入してみたり(中の樹脂を痛めるので、あまりオススメしませんが)、トラヴィス気分を味わってみてください。

いやもう、今回はそれだけで十分じゃないか?って思っちゃいます。
スライダーを手で動かしてるだけでホントに楽しいんですよ〜w

とうい事で、カスタマー置き去りな感もありますが、よりマニアックなアプローチでお贈りします「スリーブガン4型びっくるくん」。
何卒よろしくお願いいたします!





<< 前のページ 次のページ >>
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
[07/19 ブランドスーパーコピー]
[08/25 Afudzuiz]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
店主シラトモ
性別:
男性
自己紹介:
こちらブログは独り語り用ですので、ご意見・ご質問などございましたらマクラウドHP経由でのメール、またはこちらBBSをご利用ください。
マッドマックス専用って訳でもないBBS
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]