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商品開発の経過報告とオタク話あれこれ
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いよいよ最終章!一応前回の繋がりで、MFP地下駐車場からブラックインターセプターが出てきた風景。この景観は本編では使われず、


別のロケ地、サイエンスワークス中庭のショットへと繋がる訳です。


テリーさん、ジョンさんとお別れし我々一行が次に向かったのは、マッドマックス撮影時にオフィス兼、車両保管場所に使われていた一軒家。
毎朝、ここに集合してロケに出かけていたとの事です。


デイルさんは当時23歳。ジョージ・ミラー監督から「バイクで何かやって見せて」と言われて、奥のT字路でウィリーを披露したそうな。オーディションのようなものですな。

で、見事本編のスタントライダーとして雇用されたのはいいのですが、そこからいきなり本編のキービジュアルになるような危険なスタントをデイルさんが演じているっていう。単にデイルさんが凄いのか、マッドマックスの現場というか、当時のオーストラリア映画界が大らかすぎたのか。まあ両方なんでしょうね。

NEXTロケ地はオフィスの近く。
ここは私も昔来ました。マックスがターザンジャンプする川。
やっぱり汚いっす、ここへはダイブしたくないっすw


追い打ちをかけうように、木々にぶら下がっている大量のコウモリの群れ。


まあ単なるコウモリじゃなくて、フライングフォックスって呼ばれる種で、看板で説明してるくらいだから、この場所のウリみたいですね。見たところ糞害もなさそうな。こいつらどこで用を足してるんだろ?


さあ、お次は燃やされちゃったグースが担ぎ込まれるセントジョージ病院。
正面玄関が1カット使われただけの場所ですけど、一応は。


ご覧のとおり、現在は「セントジョージ・ヘルスサービス」となっております。
おっと「セントジョージ病院」時代の文字を発見!


さあ、次々!
やってきました、トーカッター一味がたむろってるシーフォードの海岸!




あ、ちなみに今日から自分は「トゥーカッター」じゃなくて「トーカッター」という記述に統一します。
これはMMコンで来日したゲストさんたちから指摘があって、ToecutterのToeはつま先=「トー」の意味なので、「トゥーカッターはちょっと違うぞ」、と。

公開時の販促物も「トーカッター」表記ですし、「トゥーカッター」っていう呼び方はやっぱりTV吹替版による刷り込みなんだろうなぁ。今まで自分もあまり意識してなかったけど。

以上、業務連絡でした。

なんとも映画のまんまであるという感動に加えて、グレートな風光明媚!


桟橋、思った以上に長い。いやさ、立派な観光地っすよ、これは。
シーズンにはまだ早いながら、この日は暑く、泳いでる人らもちらほらいたり。


もちろん、こうやって遊びますわな。腰あたりまで入水するべきだったか!


そこへデイルさんのお友達、デジさんがサプライズで登場!
こんなところにまでネタをセッティングしてくれているとは…


マックスターンのレプリカ車両&当時使ったメットをかぶって、デイルさん本人がまたがる!


うーん、本物だぁ〜w


ちなみにこちらの砂浜シーン、右手前がデイルさんの顔出しカット。
ちゃんとマックスターン時と衣装がつながっている。


で、前から気になっていた細かい事をデイルさんに質問。
ここのシーンで砂浜にでんぐり返ってる車は美術なのか、そこにあったものなのか?

「撮影用に持ってきたものだ」と。

こういう些細な事が地味に末世感を醸し出してて、あなどれないなぁ〜と。
超低予算映画なのに、可能な限り世界観の構築に務めているところは、マジでマッドマックスの面白いところだと思うわけっすよ。

そろそろ日が陰ってきたので、次のロケ地へ!
いやしかし、ここはホントに素晴らしい眺めでオススメです。
マックスターン号でわざわざ会いに来てくれたデジさん、ありがとう!


お次はシーフォードからそれほど離れていないブラックロック海岸。
ジェシーが独りで海水浴に行ったところ。


こちらは本編。うーん変わらんなぁ〜。


しかし海岸へ降りるにはかなり歩かないと行けないので、上からの見学のみで。


ここはここで素晴らしい眺め。ああ、そろそろ旅が終わる…。


そろそろタイムアウト。当初予定していた幾つかのポイントは断念して、メルボルン市街へまた戻り、最後のロケ地へ。
雑然とした裏通りにある、グースのあの駐車場!
 

面影は意外と残っています。9年前に訪れた時より背景がすっきりしてて、むしろ当時っぽい感じがします。


駐車場の中からのアングル。



右側の窓とか、当時のままですね。奥の建物はビルになってますが。


このシーンでグースのバーンアウトを演じたのはもちろんデイルさん。
色々な建物が立ち、今じゃ本編とは変わり果てた雰囲気。
で、左端の電柱だけ当時のままなのが驚き!


という事で、ここでロケ地ツアー、遂にタイムアウトとなりました。
気がつけばもうフライト4時間前、うわお!
 

時間もないので、メルボルン最後の食事はマックで。
旅を締めくくるお楽しみ、サインタイム。


サインだけではなく、貴重なスチルやら他のキャストのサイズもわざわざメンバー分、調達してくれてて、もうね、どこまで良くしてくれるんだよ…と。

こちらはデイルさんが映画撮影当時に私服で運転してるグースKwaka本物のレア写真。
そこにサインとかもう目が潰れるわ。


こちらは撮影当時、マックスターンのシーンでデイルさんが着用していたベストと、デイルさん所属のバイクチーム“ビジランティーズ”のメダル。


今回我々、遠く離れた土地で、好きな映画に関わった人たち、同じ映画を愛する地元ファンたちからから様々な素晴らしい接待を受けて、ほんと人生の運を使い果たした感ありましたわ。

出だしでつまづき、スケジュール的にはとんでもない事になりましたが、現地でのトラブルはなく、ざっくりレベルで青写真通りに事が運んだのでもう脱力。というかレンタカー戻しにいく途中、こっそり落涙。ほんとに歳取ると涙もろくなりますわな。

通訳の方を含め、我々9名と荷物の山を載せてがんばってくれたトヨタの12人乗りワゴンを返却。こいつを選んで大正解。大変重宝しました。ありがとう!


遂にデイルさん、一緒にずっと面倒見てくれたアリシアさんのお二人とお別れ。
また会いましょう!本当にありがとうございました。
などと月並なお礼ではね…。

恩返しという水臭い話ではないけど、逆の立場になった時、自分に何ができるのか?と考え込みがら、いよいよ空港チェックイン。


ここで雨ですわ。もともと天気予報では我々滞在中は天気よろしくないはずが、ほぼピーカンな毎日。メルボルンの人たちだけでなく、空模様まで素晴らしい接待をしてくれました。
もっかい泣くぞ、こら。

で、今回ツアーの大雑把な私感。


こちらマップが今回の移動ルート。
いや、マッドマックスのロケ地って、メルボルン市中心を軸にして、地元ならでは美麗かつユニークな景観のロケ地を綿密にセレクトしている事を実感。
一番左下のマックスのビーチハウスは今回行けませんでしたが。

いよいよ侮れない映画だなぁ、と作品に対する認識をまた改める事になりました。
正直言うと、「色々な人モノ土地が偶然交わってできた低予算カルト映画」という観方だったのですが、世界観の構築(ロケーション含む)に費やしてるエネルギーやアイデアの多さは、同時期の「スターウォーズ」(77)級ではないかと。
「何をおっしゃるwww」と思われるかもしれませんが割りと真顔です。

ともあれ、つくづく二度目のメルボルン行って良かったです。
またいずれ、訪れるでしょう!

レポートの最後は、別れ際にアリシアさんがお土産にくれた日豪友好ピンバッジ。
ありがとうございました、メルボルン万歳!


※そしてここから2014「マッドマックス・コンベンション」に繋がる訳で…


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