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商品開発の経過報告とオタク話あれこれ
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トークライブ、Tシャツなど色々と「ゾンビ」です。

詳細はこちらで!

同人誌「マッドマックス40年史V2」には自分とマッドマックスの出会いから今までをちょっとまとめてみたのですが、じゃあ「ゾンビ」は?と言いますと…

※以下、「ゾンビ」は1978年製作、ジョージ・A・ロメロ監督の映画「ゾンビ」の事を指します。

 「ゾンビ」との初遭遇はおそらく、1979年春先。朝日放送で放映中だった必殺シリーズ中の超異色作「翔べ!必殺うらごろし」でTVスポットが流れていたように記憶しています。エレベーターが開いてゾンビの群れが押し寄せてくる強烈なビジュアル。この記憶が正しければ、「翔べ!〜」がオカルト風味な番組だったので、あえてそこにTVスポットを投下したという事でしょうか。


 当時自分はまだ中学1年生。「怖そうだからあの映画見に行けない」、なんていうウブな心をまだ持っている時期でしたが、そんな中でも「ゾンビ」は面白そうだけど絶対無理だなぁ〜、という印象。公開が始まって、観に行ったクラスメートが「ゾンビに噛まれたらゾンビになるねん」と熱く語っていました。ああ、怖い怖い、やっぱり絶対無理だw

 次なる「ゾンビ」との遭遇はロードショーが終わり2番館に落ちてきた時。地元神戸、新開地の東映パラスで「ゾンビ」と「エマニエル夫人」の二本立て。中学2年生には夢のような二本立てなれど、これは成人指定。悔しい思いをしました。

 そして2年ほどが経過し、TV初放映です。関西は東京12チャンネルの木曜洋画劇場での初放映とは日程が異なっているので、ちょっとまだ放映日が確定できません。山城新伍の映画劇場枠だったように思います。翌週のOAは「電撃脱走 地獄のターゲット」。


 で、ここで遂に噂の「ゾンビ」と初遭遇となるはずでした。テレビなら怖くない!しかしその日は塾か何か、どうしても外せない用事があり、無念な事に頭から観られませんでした。「ゾンビ、ゾンビ!」と息を切らせながら自宅に10時頃に帰宅。慌てて両親を押しのけてチャンネルを合わせたら、ちょうどライフルを構えたフランがモールの屋上を走っているところでした。こういう記憶は一生消えないものです。不思議ですね。


 そこからまあ実質、尺としては45分くらいでしょうか。怖いどころか面白すぎる!食い入るようにテレビに見入りました。最高やんけこの映画!半分しか観てないながらもこの満足感たるや!

 で、近所に住んでいる友達の山内くん。彼の親父さんがなんとビデオデッキを買ったばかりで、しかも山内くんはでかした事に昨日「ゾンビ」を録画していたと! この頃はビデオデッキもまだまだ高嶺の花なところがあり、普及率は低い時代です。近所の友だちが「ゾンビ」録画してるなんて奇跡に思えました。
 で、直ちに学校帰りに山内くんの家に行き、無事「ゾンビ」を頭から鑑賞。うへぇ、まじで最高!!!! その後も、ありがたい事に2回くらいは山内くんの家で、「ゾンビ」全編を観せてもらう事に。

 その1〜2年後、関西テレビだったか、深夜に「ゾンビ」2回目のOAがあり、その時は運良くビデオデッキ持ちだったので、当然ながら録画。遂に「ゾンビ」を所有することに成功した!と鼻息も荒くガッツポーズ。高校2〜3年の頃。


しかし何かおかしい。俺が山内くんの家で観たものとは雰囲気から色々と違う。ラストの吹替のセリフも「あれ、もっと威勢のいい感じじゃなかった?」と違和感。この謎が解けるのはずっとあと。

 83年。高3の頃は輸入レコード屋で「ゾンビ」ヴァレーズ盤LPを発見して狂喜。日本版LPが出てた事も知らなかったので、「これを持ってるのは日本で俺だけ!」くらいの選ばれし者感に酔いしれる。ついでに「宇宙船」誌で情報を得て、ロメロ監督のゾンビ前史「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の輸入ビデオをレンタル。字幕なしで初めて映画に触れるという、なんとも大人の階段登った感! そしてなるほど、これも大切な映画だ!
 で、もう高3の頃は家に帰ってきては輸入ビデオダビングの「マッドマックス2」と、TV放映版「ゾンビ」をヘビロテで観る日々。80年前後はそこそこアニオタだったものの、ちょうど入れ替わるように「マッドマックス」と「ゾンビ」がやってきた感じ。しかしこういうものへの熱狂は、学校で報告する相手がいない。「マッドマックス」同様に、孤独を噛みしめる事に。

 高校卒業後は専門学校のために上京。85年にソーンEMI版「ゾンビ」を輸入ビデオレンタル店で発見する。当時、噂が噂を呼んでいた「EVIL DEAD」のついでになんとなく借りたような記憶。そこで観た「ゾンビ」は自分が何度も何度も繰り返した観たTV放映版とまったく違うもので、なんじゃこりゃー!音楽もゴブリンかからん!と仰天。これがオリジナルなのか!と人生で初めてバージョン違いに唸った映画になりました。
 そしてこの時期、池袋文芸坐のホラー映画オールナイトで劇場公開版「ゾンビ」をようやく観る事ができました。TV放映版は基本こっち寄りなんだな、と理解。しかし日本で作ったタイトル部分がとにかくすごく印象的でした。背景の音はショッカー基地の音だろ!w


 この辺で、自分の「ゾンビ」熱狂史は一旦終わります。もっと「ゾンビ」みたいな映画が観たい!しかし80年代、そんな欲求は待てど暮らせて叶いません。「死霊のえじき」でもその穴は埋まりません。90年代に入ってからの2バージョン公開の時はもうレンタル屋として、なんとなく距離感を持って接して、配布されたサンプルビデオを所持するに留まりました。
 メディアがDVDになって以降は、輸入盤含めてこまめに色々と購入しましたが、アイテムをコレクションしたり、海外のイベントに参加したり、というアクションも行わず、そこそこの「ゾンビ」好きであり続けた程度だと思います。ディレクターズカットは2〜3回しか観てないかもしれません。

 00年代に入るとネットで色々な情報にアクセスできるようになります。自分が山内くんの家で数回観せてもらった初回放映版「ゾンビ」が、2回目放映とバージョンが違う事を知ります。なるほど!やっぱり自分の記憶は正しかったのか! そんな折り、ヤフオクでTV録画「ゾンビ」2バージョンと、劇場盗撮バージョンの3枚セットが売られていたので落札します。
 四半世紀近くを経て再会した初回放映の「ゾンビ」(いわゆるサスペリア版)。「サスペリア」「ローマ麻薬ルート大追跡」等のサントラ流用で、魔女のうめきみたいな部分が、ゾンビの声っぽく使われてて実にいい。これこそが俺の「ゾンビ!」

 という事で、自分にとっての「ゾンビ」はやっぱり今でも初回放映「サスペリア版」なのです(ニコニコ動画にはまだ再現版がUPされているかもしれません)。ついでに「サスペリア」と「ローマ麻薬ルート大追跡」のアルバムもゾンビサントラカテゴリ。次に好きなのはUS劇場公開版ですね。ヘリが飛び去った後のモールを死人たちが徘徊するモンタージュはやっぱりあるとないでは、映画の印象がゴロッと変わりますし、それが故に他のゾンビ映画とは似ても似つかない孤高の作品たり得ているのではないかと思います。

 とまあ私はそんなヌルめの「ゾンビ」ファンなのですが、それでも初遭遇の驚き、熱狂、前のめり度は自分の映画体験の中でもトップクラス。パニック映画風に始まり、残酷なホラーでありつつ、ガンアクションがカッコいいい篭城戦映画であり、SF映画っぽさ、ちょっとした社会風刺まで効いてるという奇跡の幕の内映画だと思っています。更にはTV放映で尺と残酷描写をがっつり削られ、吹替どころかBGMや効果音まで全部挿げ替えらえたても、その面白さが半減しないというのも素晴らしいところです。

 今回、製作から40年目という良いタイミングで、「ゾンビ」版権モノTシャツを作るという機会に恵まれました。関係各位に感謝したいと思います。そして来年の日本公開40周年も交えて、「ゾンビ」シーンが盛り上がるようなイベントを小規模ながらも何かやってきたいと思っています。

Tシャツは11/23のイベントで先行発売。各アイテム¥3780。そして11/30〜12/2の東京コミコンでは「ゾンビ」オンリーでブース出展します。11月中には通販も受付開始します。

こんな箱まで作っちまいました。これは積み上げると楽しいですよ!
ノベルティとして使う予定です。

 「マッドマックス」共々、「ゾンビ」よろしくお願いします!
 

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