商品開発の経過報告とオタク話あれこれ
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昨日、レザー関係に精通されたさる御方から、「こうすると良い」とお知恵を授かりまして早速実践。
当方のショルダーホルスター「QD-Plus」についです。
まずはQD-Plus本体からベルトパーツ類を外して、水に浸します。
私は今回、洗面所のぬるま湯で。
水をかけるだけじゃなくて、完全に革全体が水を吸う感じまで容赦なくGO!
大雑把に水を拭き取り、内側をドライヤーがけします。
こうやって、裏側の水分をある程度除去します。
で、上部の組みネジ部分を組み立ててます。
収納するスマホを中に入れ、スマホの型を付けていきます。
中が湿ったままだと、スマホに万が一の事があります。
でも完全に乾いてしまっていると革に型が付きません。
そこは現場判断・さじ加減で!
とにかくギュウギュウと容赦無く。
試しにスチール定規にラップを巻いて、傷がつかないようにしてギュウギュウ攻撃!
結構シャープな型が付きます。
マイナスドライバーでゴシゴシやるのもなかなか有効でした。
とにかく革が湿っている間にお好みの癖をつけてしまいましょう。
で、大体こんな感じになりました。
上部の組みネジを止めている部分にも、おぼろげながら立体感が出て、なかなかにCOOLな感じに。
その後、乾燥待ち。
私はせっかちなので、ドライヤーでがんばっちゃいました。
あとは取り敢えずオイルでも摺り込んでみますか。
さらっとマスタングペーストなんぞを。
薬局で売ってる馬油や、一般的な革メンテ用のミンクオイルなど、そこはお好みで。
うーん、良い色になってきました。
ちょっと弾みがついちゃって、コバ面を黒に塗装。
下手くそな塗りになってしまってちょっと後悔しつつ、まあしかしいよいよホルスターっぽい感じに。
で、完成です。
半日でこんな感じになりました。
新品との比較です。
もう1枚。
私は革のダメージ加工とか大嫌いな口でして、やっぱりヤレ感は自然じゃないとね、派です。
こういう革を痛めつけるんじゃなくて、簡単な作業で素材の持ち味を引き出し、革に表情を与えるというやり方には知識が及んでおりませんでしたので、今回、目から鱗でした。
苦労して製品を生み出す。
実際、今回のホルスターは昨年の震災前後から動いておりましたので、かなりの試行錯誤の末に生み出した製品でした。
でもそこで完結するんじゃなくて、こういう演出にも考えが及ばないとやっぱり勿体無いし、もっと素材に対する知見を広めねばならぬ、という事を思い知ったのでありました。
ついでに「やっぱり良い物作ってるんじゃん、俺!」みたいな恒例自画自賛も。
という事で、すでにQD-Plusをご購入の皆様、自分のスマホにあった型を付けちゃうといよいよホルスターに愛着湧くと思いますので、オススメです。
是非お試しください。
ご不明な点、いつでもお尋ねください。
そういえば、ついでの話題なのですが、うちのレザージャケット。
すでに廃版になった「Snake:Villan」の修理品が一着手元にやって参りました。
2005年に発売して、さくっと売り切ってそのまま終了しましたので、私も手元に現物がなく、とても懐かしい感じ。
丁寧に着られている事がよくわかります。
で、これまた適度に剥げが出てきております。
お客様のお手元に渡ってから丸6年くらいでしょうか。
狙った通りの感じになっておりまして、本当に嬉しい限りです。
一番剥げやすい袖部分。
そうそう、これくらいでいいんです。
なんだかんだで、スネーク・プリスケン レプリカジャケットとしては良い線行ってたんだよなぁ〜と今更ながらに。
ちなみに↓は私が日々使用しているSnake:Villainのサンプル品。
製品版よりも革がちょっと硬くて、襟の形がイマイチなのですが、6〜7年でこんな感じになったので、大変満足しております。
というか、もうあれからそんなに経ったのか?と愕然。
そら、腹も出るわ!
当方のショルダーホルスター「QD-Plus」についです。
まずはQD-Plus本体からベルトパーツ類を外して、水に浸します。
私は今回、洗面所のぬるま湯で。
水をかけるだけじゃなくて、完全に革全体が水を吸う感じまで容赦なくGO!
大雑把に水を拭き取り、内側をドライヤーがけします。
こうやって、裏側の水分をある程度除去します。
で、上部の組みネジ部分を組み立ててます。
収納するスマホを中に入れ、スマホの型を付けていきます。
中が湿ったままだと、スマホに万が一の事があります。
でも完全に乾いてしまっていると革に型が付きません。
そこは現場判断・さじ加減で!
とにかくギュウギュウと容赦無く。
試しにスチール定規にラップを巻いて、傷がつかないようにしてギュウギュウ攻撃!
結構シャープな型が付きます。
マイナスドライバーでゴシゴシやるのもなかなか有効でした。
とにかく革が湿っている間にお好みの癖をつけてしまいましょう。
で、大体こんな感じになりました。
上部の組みネジを止めている部分にも、おぼろげながら立体感が出て、なかなかにCOOLな感じに。
その後、乾燥待ち。
私はせっかちなので、ドライヤーでがんばっちゃいました。
あとは取り敢えずオイルでも摺り込んでみますか。
さらっとマスタングペーストなんぞを。
薬局で売ってる馬油や、一般的な革メンテ用のミンクオイルなど、そこはお好みで。
うーん、良い色になってきました。
ちょっと弾みがついちゃって、コバ面を黒に塗装。
下手くそな塗りになってしまってちょっと後悔しつつ、まあしかしいよいよホルスターっぽい感じに。
で、完成です。
半日でこんな感じになりました。
新品との比較です。
もう1枚。
私は革のダメージ加工とか大嫌いな口でして、やっぱりヤレ感は自然じゃないとね、派です。
こういう革を痛めつけるんじゃなくて、簡単な作業で素材の持ち味を引き出し、革に表情を与えるというやり方には知識が及んでおりませんでしたので、今回、目から鱗でした。
苦労して製品を生み出す。
実際、今回のホルスターは昨年の震災前後から動いておりましたので、かなりの試行錯誤の末に生み出した製品でした。
でもそこで完結するんじゃなくて、こういう演出にも考えが及ばないとやっぱり勿体無いし、もっと素材に対する知見を広めねばならぬ、という事を思い知ったのでありました。
ついでに「やっぱり良い物作ってるんじゃん、俺!」みたいな恒例自画自賛も。
という事で、すでにQD-Plusをご購入の皆様、自分のスマホにあった型を付けちゃうといよいよホルスターに愛着湧くと思いますので、オススメです。
是非お試しください。
ご不明な点、いつでもお尋ねください。
そういえば、ついでの話題なのですが、うちのレザージャケット。
すでに廃版になった「Snake:Villan」の修理品が一着手元にやって参りました。
2005年に発売して、さくっと売り切ってそのまま終了しましたので、私も手元に現物がなく、とても懐かしい感じ。
丁寧に着られている事がよくわかります。
で、これまた適度に剥げが出てきております。
お客様のお手元に渡ってから丸6年くらいでしょうか。
狙った通りの感じになっておりまして、本当に嬉しい限りです。
一番剥げやすい袖部分。
そうそう、これくらいでいいんです。
なんだかんだで、スネーク・プリスケン レプリカジャケットとしては良い線行ってたんだよなぁ〜と今更ながらに。
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そら、腹も出るわ!
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