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商品開発の経過報告とオタク話あれこれ
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久々に本屋さんへ。

何気なしにデザイン関係のコーナーを見ていると、“スパイ手帳”なる言葉が目に入りまして、何事かと思ったら「デザインのひきだし」という雑誌(季刊なのかな?)に、「スパイ手帳付き!」というスタンドポップが添えられておりました。

一応念のためアフィを。



なかなか興味をそそられるも、シュリンク包装してて立ち読み不可。
一度気になったらもう引き返せない。少々お高い本でしたが購入してみました。

中身は紙、凸版印刷についてのあれこれを、実際の印刷例を多数挿入して紹介。
オフセット印刷どころか、電子出版に注目が集まる今、「嗚呼、今のうちなら、まだこういう事もやろうと思えばできるんだなぁ…」と気づかせてくれる特集でした。

この雑誌、もう10号目。バックナンバーもうちの近所の本屋さんには並んでいるんですが、全部ビニ本なので買うの怖いっすぅ…。

で、肝心のスパイ手帳の話。

そんな紙と印刷にこだわった号の特別付録がこれなんです。となりのはウチのやつね。

DSCN0350.jpg






奇しくも「スパイ」の文字デザインが似通っております。もちろんこれって双方「スパイ大作戦」の日本版ロゴにインスパイアを受けておる訳で、あらためてその影響力のデカさに感服っす。

このスパイ手帳、単なる無地ノートなのかと思ったら、紙へのこだわりありきで、

●水に溶ける紙
●筆記用具がなくてもコインで書ける紙
●水の中でも破れず読める紙
●変装タトゥーシール(傷、ほくろ)
●スパイライセンス(お約束だね)

という作り。変装シールはうちもスパイ手帳に入れようと思って、コスト面で断念したアイテムだったのでなんだか負けた気分。

ちなみにウチの“非情なるスパイ手帳”のこだわりポイントは、ビニールケース。いわゆる“ビニパス”スタイルだけは絶対に譲れない部分でした。くだらねーw

これらを一冊で綴じて、付録としてちゃんと大量生産しちゃうんですから、やっぱりちゃんとした出版社のやることはソツがないですな。

ともあれ、デザイン、印刷、スパイ手帳の3つに興味のある方、この「デザインのひきだし 10」は買いですよ!
おっと、そんな人いるのか?


で、スパイ手帳がそんなお硬い感じの本の付録になっちゃうなんて、やっぱり同世代の仕業か。
同世代と言えば、考えて見れば、ロバート・ダウニー・Jrは私と同い年でした。

という事でアイアンマンは、別所哲也のウルトラマン、吉川晃司の仮面ライダーに並ぶ、昭和40年生まれのおっさんヒーローだったのであります。


昭和40年といえば、まさにズバリ「昭和40年男」なんていう雑誌が刊行され、3号目を迎えております。同世代の著名人へのインタビューにはじまり懐かしグッズ、サブカルの紹介がメイン。

51jUADKOjA.jpg








“おお、俺のための雑誌か?!”って期待したんですが、ちょっと方向性ズレてるかなぁ。

あくまで総合情報誌スタイルなんだけど、昭和40年世代ターゲットなら、もっとガキっぽい内容でもいいと思うんですが。スーパーカー消しゴムとかUFOとか。

おいおい私好みの面白い雑誌になってくれるように期待してます。


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