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商品開発の経過報告とオタク話あれこれ
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取り急ぎ気分を盛り上げるために新作Tシャツ!
「FIRE & BLOOD」

ショッピングカート設置しました。よろしくお願いいたします。

来週、日曜日はポートメッセ名古屋にてマッドマックス・コーナー設置。インターセプターやグースレプリカなど車両の展示と、私の方で持っている映像ネタをモニター上映、マクラウド商品販売を行います。

更に全日土曜日は名古屋・五色園内研修所で宿泊込みの前夜祭です。

まだ参加枠ありますので、展示希望車両含め、皆様のご参加をお待ちしています。
今年一発のマッドマックス系イベント、がんばりましょうぞ!

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去年に引き続き「マッドマックス コンベンション」やります!

取り急ぎサイトの更新を終えまして、現在はオーストラリアサイドとゲストについて交渉中です。

本当にありがたいもので、作品に関わった人たちが私のような一ファンへ真摯に対応してくださり、現在も色々な案が出ております。

今年はなにせ4作目「怒りのデス・ロード」公開となるマッドマックス・イヤー。
今盛り上がらないでどうする!という事で、全力+αで取り組んでいく所存であります。

乞うご期待ください。

まずは3/8、ポートメッセ名古屋内に車両集結とモニター上映セットを持って参上いたします。展示車両も熱烈募集しておりますので、是非お越しください。

そしてこれはまだまだ確定事項ではありませんが、我々のコンベンションとは別に、ワーナー・ブラザーズの方でも「怒りのデス・ロード」公開に併せて何がしかイベントを開催する可能性があります。具体的になり次第私の方でも協力したいと考えております。
よろしくお願い致します。

で、気分を盛り上げるためにも昨年4月のコンベンションの模様をずっとそのままにしておりましたが、いよいよ詳しくレポートしたいと思います。

最後に…、最近こちら日記の更新が滞りがちです。
むしろTwitterやFacebookの方が更新頻度高いので、そちらもチェックしていただけましたら幸いです。

●マクラウドのTwitter(日々のくだらない事)

●MMコンベンションのTwitter(話題はマッドマックス限定)

●Facebook

引き続き「マッドマックス2」についてを。

はるばる金沢の地まで片道400kmバイクで参上して駆けつけた爆音上映。
前日ほとんど寝てない事もあって、ファーストチェイスの後から、タンカーで製油所に乗り付けるところまでは所々、うつらうつらしておりました。
なんという本末転倒。
非常に悔やまれるところです。

が、気を取り直してこのカット。



明け方、ヒューマンガス一味の目の前を突っ切るインターセプター。この景観、初見時は物凄くSF的な絵面に見えたのです。「世界が燃えつきる日」的な核戦争後のアレっぽいイメージ。
まあ実際は普通のブロークンヒルの夜明けなのですが、やはりこれも劇場で観るとなんとも言えぬファタジックな感じです。別に核戦争後の世界観じゃないんですけどね、この映画。

撮影監督のディーン・セムラー、先のマジックアワーといい、良い仕事してます。
で、そのディーン・セムラー、IMDBでそのキャリアを見ると撮影のキャリア10年。「マッドマックス2」が初の長編映画の撮影監督作品のようです。
その後、ジョージ・ミラー、メル・ギブソンに匹敵するくらいの出世ぶり。1作目の撮影監督のデヴィッド・エグビーもハリウッドに渡り多くのメジャー作品を手がけましたが、ディーン・セムラーの方がランクは上でしょう。
色々と面白い仕事をしていますが、オスカー絡みで「ダンス・ウィズ・ウルブズ」、マッドマックス2のフォロワー映画「ウォーター・ワールド」、メル・ギブソン絡みで「ワンス・アンド・フォーエバー」「アポカリプト」と、なかなかハードでダイナミックな絵面が必要とされる作品で活躍しているのが嬉しいところ。最新作がアンジーの「マレフィセント」ですから、十分に一線級現役撮影監督ですね。

と話が脱線。

ともあれ色々あって、いよいよ待望のラストチェイスです。


この絵面。金沢まで足を運んだ甲斐がありました。
いやほんとに大画面で再び観られてよかった思いましたよ、さすがに。

地平線の向こうまで続くアスファルトの一本道。
単にオーストラリア内陸部の田舎道なんだけど、この異様。
初見時はこういうビジュアルにもガツンと衝撃を受けたように思います。

10年前の現地写真。


360度地平線。ヘリでも飛ばさないといい絵が撮れないもどかしさを感じました。
しかしこうやって本編と並べてみると、まんまですね〜。

で、また余談ですがこのチェイスシーン。
「マッドマックス」三部作の中でも珍しいスローモーションカットが一箇所だけ。

タンカー後部の張り出しが脱落するところです。


基本、「マッドマックス」はスローモーションを使わないので、ここのみ激しく違和感を感じます。このシークエンスの時はかなり車両も遅い速度で進んでいるのが判るのですが、それを観客に意識させないために、あえてスローモーションにしたんでしょうかね。編集段階でスロー処理した風にも見えませんし。

いやしかし、カーアクションに関してはほんと「スローモーションは使わないが吉」ってのを「マッドマックス」シリーズはじめ古今東西の高名な車映画たちは教えてくれます。

なのでカーアクションで安易な強調目的のスローを使っちゃった、例えばウォシャウスキー兄弟や、「ドゥームズデイ」のニール・マーシャル監督には勉強しなおして来い!と言いたいくらいでして。いや、上から目線ですいませんがw

で、ともかく自分的には最大のハイライトですわ。
赤いファルコンをタンカーが弾き飛ばすカット。爆音のせいもあって迫力倍増!



トレーラーで車弾き飛ばすだけのカットなのに、なんだこの迫力!みたいな。
リアルタイムの映画にまったく負けていないところが凄いのですよ!
あらためて興奮のるつぼ。初見時の高校生の時の気分です。

で、このシーンを撮影した道はこちら。
これまた狭い道で無茶な事をやってるんですよ。
おまけに軽い下り坂だし。なぜにわざわざこんな道であのカットを撮ったのかほんとに謎です。


ちなみにこの赤ファルコンを弾き飛ばすカット、実は衝突の瞬間だけ画面をフラッシュさせてます。こんな感じ。

この1コマ程度のフラッシュが迫力を倍加させています。効果てきめん!


本作の中で、同じ処理は知る限りあと二箇所。
ウェズのヘッドバットと


タンカーとヒューマンガスのトラックが激突する瞬間。
周囲で停止している車両はご愛嬌w


いやぁ、小技効かせてます。
2もまた1同様、Blu-ray時代になってから色々見えてくる事が多い作品ですね。

そろそろ眠くなってきました。
ではまた後日にまとめを!

前略、行って参りましたカナザワ映画祭。
ツーリングも兼ねまして。
で、これまで爆音上映的なものはほとんど観たことがなかった事と、「マッドマックス2」をスクリーンで観るのが高校の初見時以来って事が重なって、かなり感動的な劇場体験となりました。

この30数年。ビデオ、LD、DVD、Blu-rayと、ソフトでいつも満足しちゃってた自分、何なの?みたいな。(いや厳密にはDVDのマスターには超不満しかなかったのですが)

上映に際して、素材はBlu-rayなんでしょうけど、大画面で観ても大変良好でした。

 

冒頭、スタンダードサイズの回想シーンが終わって、インターセプターのブロワーから一気にシネスコ画面へと移行するカット、あのダイナミックな演出はやはり大画面に付きますね。
初見時は意識せずに観ていたような気がしますが。

そこから大音量による vsランダウのファーストチェイス。
確かに不快さが微塵もない大音響で、迫力も増しており思わず興奮!

がしかし、前日あまり寝られないままバイクで往路400kmを走って現地に駆けつけ、ちょうど入場タイミングという慌ただしいスケジュールだったので、前半はいささか居眠りを…。

非常にこれは勿体ない話でした。
幸いうつらうつらしながらも、この製油所を望むカットはしっかりで大画面で。



Blu-rayになってようやくこのカットの美麗さを再発見できまして、今や本編中の大きな見せ場だろうと思う次第。それを今、あらためてスクリーンで。
いや感動的です。状況説明と世界観の補強に大きく貢献している素晴らしいショットです。

音声解説によるとこれ、合成ではなくマジックアワーを狙ったショットとの事。
激しく革新的なアクションだけでなく、ダイナミックなロケ地の利を最大限に活かしたところが、「マッドマックス2」の世界的な成功の一因でしょう

で、↓こちらは10年前のこの場所。


言ってみりゃ、豪内陸部の田舎町ブロークンヒルの何もない僻地。
これを世紀末の荒野に仕立て上げるのですから、地の利以外でロケ地選びのセンスも高く評価できるのではないかと思う次第。
もしも再びここを訪れる機会があったら、夜明け狙いとかやるべきですね。
ただ、本当に何もないところなので、凄くおっかないでしょうけど。

などとまだまだ語り足りません。
そういえば「2」についてまとめて熱く語る機会って、案外少なかったな、と。
という事で、続きはまた後日!





いよいよ最終章!一応前回の繋がりで、MFP地下駐車場からブラックインターセプターが出てきた風景。この景観は本編では使われず、


別のロケ地、サイエンスワークス中庭のショットへと繋がる訳です。


テリーさん、ジョンさんとお別れし我々一行が次に向かったのは、マッドマックス撮影時にオフィス兼、車両保管場所に使われていた一軒家。
毎朝、ここに集合してロケに出かけていたとの事です。


デイルさんは当時23歳。ジョージ・ミラー監督から「バイクで何かやって見せて」と言われて、奥のT字路でウィリーを披露したそうな。オーディションのようなものですな。

で、見事本編のスタントライダーとして雇用されたのはいいのですが、そこからいきなり本編のキービジュアルになるような危険なスタントをデイルさんが演じているっていう。単にデイルさんが凄いのか、マッドマックスの現場というか、当時のオーストラリア映画界が大らかすぎたのか。まあ両方なんでしょうね。

NEXTロケ地はオフィスの近く。
ここは私も昔来ました。マックスがターザンジャンプする川。
やっぱり汚いっす、ここへはダイブしたくないっすw


追い打ちをかけうように、木々にぶら下がっている大量のコウモリの群れ。


まあ単なるコウモリじゃなくて、フライングフォックスって呼ばれる種で、看板で説明してるくらいだから、この場所のウリみたいですね。見たところ糞害もなさそうな。こいつらどこで用を足してるんだろ?


さあ、お次は燃やされちゃったグースが担ぎ込まれるセントジョージ病院。
正面玄関が1カット使われただけの場所ですけど、一応は。


ご覧のとおり、現在は「セントジョージ・ヘルスサービス」となっております。
おっと「セントジョージ病院」時代の文字を発見!


さあ、次々!
やってきました、トーカッター一味がたむろってるシーフォードの海岸!




あ、ちなみに今日から自分は「トゥーカッター」じゃなくて「トーカッター」という記述に統一します。
これはMMコンで来日したゲストさんたちから指摘があって、ToecutterのToeはつま先=「トー」の意味なので、「トゥーカッターはちょっと違うぞ」、と。

公開時の販促物も「トーカッター」表記ですし、「トゥーカッター」っていう呼び方はやっぱりTV吹替版による刷り込みなんだろうなぁ。今まで自分もあまり意識してなかったけど。

以上、業務連絡でした。

なんとも映画のまんまであるという感動に加えて、グレートな風光明媚!


桟橋、思った以上に長い。いやさ、立派な観光地っすよ、これは。
シーズンにはまだ早いながら、この日は暑く、泳いでる人らもちらほらいたり。


もちろん、こうやって遊びますわな。腰あたりまで入水するべきだったか!


そこへデイルさんのお友達、デジさんがサプライズで登場!
こんなところにまでネタをセッティングしてくれているとは…


マックスターンのレプリカ車両&当時使ったメットをかぶって、デイルさん本人がまたがる!


うーん、本物だぁ〜w


ちなみにこちらの砂浜シーン、右手前がデイルさんの顔出しカット。
ちゃんとマックスターン時と衣装がつながっている。


で、前から気になっていた細かい事をデイルさんに質問。
ここのシーンで砂浜にでんぐり返ってる車は美術なのか、そこにあったものなのか?

「撮影用に持ってきたものだ」と。

こういう些細な事が地味に末世感を醸し出してて、あなどれないなぁ〜と。
超低予算映画なのに、可能な限り世界観の構築に務めているところは、マジでマッドマックスの面白いところだと思うわけっすよ。

そろそろ日が陰ってきたので、次のロケ地へ!
いやしかし、ここはホントに素晴らしい眺めでオススメです。
マックスターン号でわざわざ会いに来てくれたデジさん、ありがとう!


お次はシーフォードからそれほど離れていないブラックロック海岸。
ジェシーが独りで海水浴に行ったところ。


こちらは本編。うーん変わらんなぁ〜。


しかし海岸へ降りるにはかなり歩かないと行けないので、上からの見学のみで。


ここはここで素晴らしい眺め。ああ、そろそろ旅が終わる…。


そろそろタイムアウト。当初予定していた幾つかのポイントは断念して、メルボルン市街へまた戻り、最後のロケ地へ。
雑然とした裏通りにある、グースのあの駐車場!
 

面影は意外と残っています。9年前に訪れた時より背景がすっきりしてて、むしろ当時っぽい感じがします。


駐車場の中からのアングル。



右側の窓とか、当時のままですね。奥の建物はビルになってますが。


このシーンでグースのバーンアウトを演じたのはもちろんデイルさん。
色々な建物が立ち、今じゃ本編とは変わり果てた雰囲気。
で、左端の電柱だけ当時のままなのが驚き!


という事で、ここでロケ地ツアー、遂にタイムアウトとなりました。
気がつけばもうフライト4時間前、うわお!
 

時間もないので、メルボルン最後の食事はマックで。
旅を締めくくるお楽しみ、サインタイム。


サインだけではなく、貴重なスチルやら他のキャストのサイズもわざわざメンバー分、調達してくれてて、もうね、どこまで良くしてくれるんだよ…と。

こちらはデイルさんが映画撮影当時に私服で運転してるグースKwaka本物のレア写真。
そこにサインとかもう目が潰れるわ。


こちらは撮影当時、マックスターンのシーンでデイルさんが着用していたベストと、デイルさん所属のバイクチーム“ビジランティーズ”のメダル。


今回我々、遠く離れた土地で、好きな映画に関わった人たち、同じ映画を愛する地元ファンたちからから様々な素晴らしい接待を受けて、ほんと人生の運を使い果たした感ありましたわ。

出だしでつまづき、スケジュール的にはとんでもない事になりましたが、現地でのトラブルはなく、ざっくりレベルで青写真通りに事が運んだのでもう脱力。というかレンタカー戻しにいく途中、こっそり落涙。ほんとに歳取ると涙もろくなりますわな。

通訳の方を含め、我々9名と荷物の山を載せてがんばってくれたトヨタの12人乗りワゴンを返却。こいつを選んで大正解。大変重宝しました。ありがとう!


遂にデイルさん、一緒にずっと面倒見てくれたアリシアさんのお二人とお別れ。
また会いましょう!本当にありがとうございました。
などと月並なお礼ではね…。

恩返しという水臭い話ではないけど、逆の立場になった時、自分に何ができるのか?と考え込みがら、いよいよ空港チェックイン。


ここで雨ですわ。もともと天気予報では我々滞在中は天気よろしくないはずが、ほぼピーカンな毎日。メルボルンの人たちだけでなく、空模様まで素晴らしい接待をしてくれました。
もっかい泣くぞ、こら。

で、今回ツアーの大雑把な私感。


こちらマップが今回の移動ルート。
いや、マッドマックスのロケ地って、メルボルン市中心を軸にして、地元ならでは美麗かつユニークな景観のロケ地を綿密にセレクトしている事を実感。
一番左下のマックスのビーチハウスは今回行けませんでしたが。

いよいよ侮れない映画だなぁ、と作品に対する認識をまた改める事になりました。
正直言うと、「色々な人モノ土地が偶然交わってできた低予算カルト映画」という観方だったのですが、世界観の構築(ロケーション含む)に費やしてるエネルギーやアイデアの多さは、同時期の「スターウォーズ」(77)級ではないかと。
「何をおっしゃるwww」と思われるかもしれませんが割りと真顔です。

ともあれ、つくづく二度目のメルボルン行って良かったです。
またいずれ、訪れるでしょう!

レポートの最後は、別れ際にアリシアさんがお土産にくれた日豪友好ピンバッジ。
ありがとうございました、メルボルン万歳!


※そしてここから2014「マッドマックス・コンベンション」に繋がる訳で…


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