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商品開発の経過報告とオタク話あれこれ
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今放映中のアニメ「学園黙示録 High school of the dead」。
原作は未読ながらゾンビアニメって事で、一応気になって毎週観ているものの、そりゃもう酷いのなんので…。

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ゾンビが発生した世紀末的世界で、主人公たち(高校生&教師)がサバイバルするという内容。主人公たちは、まるでアニメキャラみたいな戦闘スキルでゾンビを蹴散らしちゃうから、サスペンス要素はゼロ。で、怖くもないしホラー要素もゼロ。

主人公のパーティは、ヒーローと、それを取り巻く4タイプの女性というハーレム設定。そして銃器マニアのオタクくん(メガネ小太り)。
絵に描いたような記号キャラの羅列。ある程度はそれも狙いなんでしょうけどねぇ…。

で、ドラマ性もない、サスペンスでもミステリーでもない、SFでもない。
あるのは酷いセリフと、薄いドラマと、重力・力学無視な漫画的活劇と、不必要に誇張されたパンチラ&おっぱいシーン。

まさにゾンビ好きの中学生が、チラシに裏に書き連ねた妄想文みたいな内容。まじでこれは本気で酷い。

ところが個人的にはどうにも目が離せない…。

毎回はゴミみたいな内容なれど、最終話まで到達した時点で、この妄想世界をどう総括するかが気になる訳です。

自覚した上で極端にデフォルメ化した妄想世界を描いているなら、ゾンビ系フィクションのある意味本質を突いたかなり面白い試みだと思うのですよ、まじで。

実際のところは、無能脚本・演出からなる類型的なゴミアニメの一本なんだろうなぁ〜とは思うものの、一応はこのまま最後まで見届けねばなりますまい。


しかしこのアニメなんかもそうですが、ゾンビって、最初は死体が動き出して人を食いにやってくるという気色悪い存在として描かれるんですが、ほとんどの場合、物語すぐに単なる化物、悪くすれば背景と化します。
で、本当の敵(悪い人間 or もっと変な化物)が出てきて…みたいな。

動きがノロいロメロ型ゾンビはまさにそのパターンになりがち。
いつの間にか包囲されて、逃げ遅れて、捕まって食われちゃうとか、人間への脅威レベルを、その場その場の脚本・演出のさじ加減で調整する事でホラーを産み出すキャラクターなので、結構、動かしずらい存在なんだと思います。

で、だからもっと怖いものを出さないとホラーに成り得ないので、結局は狂った軍人とか巨大な化物とかのご登場になるわけです。

全力疾走で襲ってくる狂人レベルへとモデルチェンジした「ドーン・オブ・ザ・デッド」のゾンビ(2004年型と呼びたい)の問答無用な怖さは、当時は拒否感があったものの、今から考えると実に見事な方向転換だし、以後そのやり方が主流となった事にも頷けます。

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で、今度はロメロの狂人ホラーのリメイク「クレイジーズ」

結局、「28日後」「28週後」をなぞる事になるのか…。
この“またかよ…”感。もうトレーラーだけでお腹いっぱいではあります。

そりゃ、キチガイの群れが全力疾走でこっちに向かって来たら怖いですよ。
2004年型ゾンビは、理屈もない、痛みも感じない、しかも伝染性のある狂気の群れって事で、実は何気に過去のホラーキャラクターたちの要素を色々と併せ持ってる存在なんですよね。
ある意味、ホラーキャラクターの到達点だと言っても過言ではないかと思えます。

でもね、そんな安牌に頼らず、新しい事やってこっちを楽しませてくれや!って感じなんですよね最近。


で、だからこそ、78年「ゾンビ」をカルトたらしめている一要素、“サバイバル妄想”に針が振れている「学園黙示録〜」を、くだらないと一蹴しつつ、全否定できない自分がいるのかも知れません。

そっち側を掘った人はあんまりいないですからね。
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